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「美瑛カレーうどん」は毎年3万食を提供するほど、美瑛のグルメとして定着した。美瑛物産公社は6月1日、新ご当地「カレーうどん」を素にした「美瑛カレーうどんかりんとう」の発売を始めた。
美瑛カレーうどん研究会と町物産公社は、元雑誌じゃらんの編集長ヒロ中田氏の助言を受けながら研究開発した。カレーうどんのルウと美瑛産小麦で作った素朴な駄菓子。今まで無かったのが不思議なほど懐かしい大人味に仕上がっている。
「美瑛カレーかりんとう」は、10パックに小袋分けとなっており、大人味の「カレーかりんとう」は、会社のお土産や、友たちなどちょっとしたお土産に最適。事務局では年間1万パックの販売を予定している。
販売は「青い池サイダー」等と同じく町内の道の駅や小売業、土産取扱店などに並べられる。
美瑛町図書館が1日、幸町1丁目に移転しオープンした。記念式典は31日、町教育関係者や町議員、工事業者ら約40名が出席し図書館玄関前で行なわれた。
レンガ造りの新図書館は旧図書館を敷地面積で約1.5倍上回り、玄関前エントランスや35台の駐車場となって充実。また館内に談話室や会議室を設けた。蔵書冊数は5万6千冊と変わらないが、木の香が漂う憩の場となっている。
開館記念で浜田町長は「建物は美瑛産のカラマツをふんだんに使い、床は土壌蓄熱、美瑛軟石も使った。また榎木孝明氏の絵画や前田真三氏の写真と、美瑛の文化の香りを集約した。新図書館を学習の場、集いの場として使って頂きたい」と挨拶。関係者らがテープカットして開館を祝った。
なお新図書館の総事業費は5億7405万6千円。
◇開館時間は午前10時~午後6時
美沢小学校(武田英夫校長)の見本林では、愛鳥週間にちなみ、十勝岳愛護少年団員(4~6年生16名)による巣箱かけが行われた。
同少年団は昭和59年から巣箱掛けを行なっており、隔年ごとに巣箱を作って掛け直している。
ただここ数年、スズメバチの発生等で活動は見送られており5年ぶりの実施となった。
団員たちは様々な色に塗られた巣箱を手に、脚立をつかったり直接木に登ったりしながら、慎重に巣箱を木に取り付けていた。
役目を終えて取り外された巣箱を開けると「卵の殻が入っている、子育てをしていたんだね」。「うわあ、蜂の巣になっている」など驚きの声が上がっていた。
団長の小林樹生君(六年)は「僕たちの巣箱にもたくさんの鳥が来てほしい。手伝ってくださった先生・PTA指導者の皆さんありがとうございました」とお礼のことばを述べた。
また,顧問の武田校長は「先輩たちも巣箱を取り付けてきた。卒業して何年か後にも、ここに来て今日の活動を思い出して欲しい」と語っていた。
初夏の訪れを感じさせるような日差しが強い水田に、子供たちの嬌声が響いた。JAびえい青年部(藤田晴仁部長)は22日、「あぐりスクールinびえい」と名付けた食育教育を開いた。子供たちに、美瑛の基幹である農業を体験し親しんでもらいたいとの試みである。
参加したのは美瑛、美沢、美進、美瑛東の4小学校の5・6年生86名。下宇第一の鈴木福太郎さんの水田5㌃に「ななつぼし」を植えた。
当日は陽射しも暖かく多くの子供たちが素足となって土の中に足を踏み入れた。一歩一歩慣れない手付きで苗を植えていく。田植えを終えた子供たちは、自分達の植えた列を満足げに振り返っていた。
あぐりスクールは今後も、
稲の観察会や刈取り。そして収穫後にはふるさと給食などが予定されている。
丘のまちびえい活性化協議会の総会が10日、役場2階会議室で開かれた。
食や観光の多様化、新産業構造の創出など、まちづくりに於ける様々な課題が発生している。その今日的課題に民間と行政が一体化して取組むため、町は昨年7月協議会を設立した。協議会は本町の各産業機関の関係者やまちづくり団体等の意見を収集。各産業の課題の整理、今後の産業連携の方法、課題解決等を「活性化プラン」にまとめてきた。
総会は協議会長でもある浜田町長が議長となり、23年度活動、収支決算を報告。
議案3号で「丘のまちびえい活性化協会(仮称)」の設立について審議。
産業連携によるまちづくりを更に進展させるため、現協議会の発展型として法人格を有する「丘のまちびえい活性化協会」を設立。各種補助事業を活用し産業連携事業や行政部門で取組むことが難しい各種事業に主体的かつ迅速に取組むとした。
〔事業・予定〕
◆経済の活性化と雇用創出
①美瑛ブランド・特産品の開発事業
②雇用創出事業
③企業との事業連携
◆地域資源の活用
①観光資源等の活用事業
②町並みデザイン・景観形成事業
③町の施設の有効活用
◆交流・移住の促進
①移住促進事業(二地域居住を含む)
②国際観光交流事業
③滞在型ツーリズム事業