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MOA光輪花クラブ(中尾隆代表)は7日、町立どんぐり保育園を訪れ、年長組18名の子供たちに生け花体験教室を行った。
「一本の花、一輪の花を楽しんでみたいと思います」と、同クラブのインストラクチャア高橋志津子さんが優しく語りかけた。言葉は話せないけど、命も心もある。1本一本違うけど人間と同じ、心で見てあげるとお花も喜ぶ。部屋に花を飾ると部屋はきれい。また見る人の心まできれいにしてくれるなど、花を生ける楽しみを子供たちに教えた。
まずジュースの空缶に絵柄のついた和紙を貼り、一輪挿しの花瓶を作る。生ける花はバラ、ガーベラ、カーネーションなど多彩。子供たちは順に好きな花を選んでいく。高橋さんが「花をよく見て、きれいだなぁ~という点を見つけてあげて」と花を生ける心を説いた。
同クラブの生け花体験教室は、9月の青葉幼稚園に続いての開催。花のあるくらし、花をきれいだなぁ~と楽しむ心豊かな生活を提案する。
第62回美瑛町文化祭の芸能発表が3日、町民センター美丘ホールで開かれた。会場は雨天にも係わらず朝からほぼ満席となり、身近な出演者に拍手を送った。
芸能発表の出場は17団体、歌や踊りや演奏など日頃の練習成果を遺憾なく発揮した。
スタートは今年も大正琴さつき会のメンバー。「津軽の花」「夫婦坂」などを熱演。舞踏、藤陰可早緋会旭教室、美瑛歌謡会、西岡千佳子バレエスタジオ美瑛教室と続く。午後も民謡・歌謡・ピアノ、ダンスと熱演が続く。
美瑛民謡同志会のステージでは、9月の旭川地区民謡大会で優勝した平田澄子さんの優勝記念卓子掛けも飾られ、民謡「南部俵積唄」が披露された。
また2日から始まっていた作品展は、花は小原流鈴木社中とM・O・A光輪花クラブ。写真は写交会と写真サークルと共に2団体。絵画は美瑛ぱれっとの会、新ロマン派の旭川教育長賞に輝いた花本幸子さんの作品「木漏れ日」も展示され来場者の人気を集めた。主催は美瑛町文化連盟。
美瑛小学校(山崎武光校長)で28日、地域参観授業が行われた。
日曜日の公開授業は先の学芸会に続く家族参加の恒例行事。体育館に全校児童と保護者らが集合し歌声集会。子供達と保護者らが「世界で一つだけの花」を大合唱。
その後体育館で5年生の学年授業「ジャンボ巻きずし造り」が行われ保護者等と5年生が全長30㍍の巻き作りに挑戦した。
5年生はJAびえい青年部の主催する食育事業「あぐりスクール」に参加。同フレッシュミセスの会などの協力を得ながら、米作りを体験してきた。今回使用した米も児童らが植えて刈取ったものと云う。
30㍍の巻き寿司を作るために使用したお米は11升・約25㎏。他に具材として豚壱10㌔、卵110個、キュウリ25本、ほうれん草20袋、紅生姜5袋、美瑛牛乳40本とジャンボに用意した。
巻き寿司造りは15台の長テーブルに海苔300枚を敷き、具財を並べて一斉に寿司を巻く。先生の掛け声にあわせ、千切れないよう慎重な手つきで巻き上げた。
太い巻き寿司を食べ地元産牛乳を飲み、子供たちは「やっぱり、ご飯がおいしいね」と笑顔を見せていた。
美瑛中学校(上用眞一郎校長)吹奏楽部の第30回定期演奏会が20日、美瑛町民センターで開催された。
定期演奏会も回を重ねること30回。その節目の会とあり会場は開演早々にほぼ満席となった。第1回目の演奏会に出場したOB、現在プロとして活躍しているチューバ奏者の国木伸光さんとトランペット奏者の伊藤博樹さんが特別出演。またこの春に卒業した先輩らも一緒に演奏するなど、30年の輝きに花を添えた合同演奏会となった。
中学校の部活動は毎年、卒業と入学を繰り返し、その一年一年が伝統となり思い出となる。今年も32名が夏休みや休日を練習に費やして頑張ってきた。ヘルシーマラソンやいきいきフェスタ、慈光園のふれあい観音祭と、いろいろな機会に町民を楽しませてきた吹奏楽部。今や美瑛中学吹奏学部は、町のイベントには欠かすことの出来ない存在となっている。
今年も6人の3年生がこの演奏会を最後に部活を卒業する。本当に「3年間ありがとうございました」
建設を進めていた有料老人ホーム「プランタンびえい」は11月1日のオープンを目指し、現在内覧中である。
大町2丁目のグループホーム「プランタンびえい」は、認知症対応の施設としてすっかり定着しているが、今回施設に隣接する土地に有料老人ホーム「プランタンびえい」を建設した。
有料老人ホームは敷地面積2149平方メートル。平屋建て住宅型29室の個室は、自宅で寛ぐように安心して日常生活が営めるよう約8畳の広さ。入所者同士の寛ぎと交流の場となる食堂兼居間は約70畳と大きい。大型テレビにゆっくりとしたソファー。楽しい暮らしを演出する可動式のテーブルや椅子がカラフルに並んでいる。
住宅型有料老人ホームは65歳以上の自立している人から、要支援、要介護者まで幅広く利用できる。この施設は、元気な高齢者が共同で暮らし、やがて介護か必要になったときには、ここで暮らしながらサービスを受けられる施設。入居者の負担は家賃2万円、食費3万6千円、光熱水費1万2千円、管理費1万5千円で1ヶ月8万3千円。入居一時金などは無い。居宅サービス利用の負担分やオムツ・入浴用品代などは入居者の実費負担となる。
総合施設長の室屋多祥さんは「入居者が活気ある生活ができるように、家族的なつながりを大事に運営していきたい」と述べている。