インフォメーション
今年も「びえい雪あそび広場」の準備が始まった。昨年11月には一回目の実行委員会を開き第6回目の開催を決めた。
8日にはラヴニール前のエントランス広場に、雪を満載したトラックが走ってきた。広場では大型の重機が忙しそうに雪を積上げる。見慣れた光景だが、今年も始まったなぁ~と見守る町民の姿も。
町中の除雪の雪ではない、砂利が入った雪は何かと問題も出る。会場にはダンプ30台分の真っ白な雪を積み込んだ。
なお雪あそび広場は2月2日(土)にオープンし、17日まで16日間開かれている。
新春恒例の美瑛消防団(瀧川忠司団長)の出初め式が1月7日、駅前本通りなどで行われた。
明るい朝日が降り注ぐ駅前本通りに、町内6分団から団員123名が車輌と共に集結した。
分団毎に団旗を先頭に隊列を組む。浜田町長(管理者)を先頭に関係者や来賓が観閲。その後の分列行進では美瑛農協から町立病院に向け、各分団が意気揚々と行進し消防車輛が威容を誇るかのように続いた。
町民センターでは永年勤続消防団員の表彰式が行われた。団員、町議、行政区長、後援会者らで会場は約200名。管理者の浜田町長は「町の安全を守り、安全な町づくりが出来たことに皆様のおかげ」と、消防団員に感謝を述べた。
レモンイエローのユニフォームをまとった集団が、真っ白いグランドを疾走する。
「美瑛歩くスキークラブ」のメンバーが22日、丸山競技場でクロスカントリースキーを楽しんだ。
同クラブは「健康と親睦」を目的として設立35周年を迎えた歴史あるスキークラブ。今、70~80才の会員が43名と云うが、表情と体は若さがはちきれている。
同クラブの例会で杉尾勝美会長は「体か慣れていないので、ゆっくり歩いて」と挨拶したが、会員らは滑れる楽しさを待ちきれないと云った表情、「スキーのため夏場自転車で鍛えています」と気持ちは早くも大平原を疾走していた。
美瑛町農業協同組合は今年も、子ども達の給食に使って欲しいと美瑛町に米100俵を寄贈した。
大西昭男組合長と稲作部会の前田和寛部長が11日、役場町長室を訪れ浜田町長と千葉繁美教育長に美瑛産米「ほしのゆめ」を手渡した。
寄贈されたお米は町内の小中学校の給食に使われる。
大西組合長は「今年の稲作は品質、収量とも良かった。子ども達の食育教育として美味しい美瑛のお米を食べ、心身とも健やかに育って欲しい」と延べた。また浜田町長は「農協から子ども達へのプレゼント、今年の農作物は良かったと聞いて大変嬉しく思っています」と謝辞を述べた。
美瑛町農業委員会(鹿島明博会長)は7日、役場町長室で浜田哲町長に「平成25年度美瑛町農業振興施策に関する建議書」を提出、建議事項の推進を要望した。
建議書は農業委員会などに関する法律に基づき、農業振興施策を町政へ反映するため提出している。
農業情勢が厳しさを増す中、意欲ある担い手の確保と活力ある農村社会形成を目指すことなどに重点を置いている。
町長室に同委員会役員など4人が訪れ、鹿島会長が浜田町長に建議書を手渡した。
提出した建議書は要望を中心に3項目。記載事項は3項目で9事案。そして国・道に対する要望にまとめられた。
内容は「地域に根ざした農地の保全」では、円滑な農地流動化対策、農用地の有効活用と土作り支援、新たな土地改良事業の取組み、有害鳥獣対策、共済加入継続支援と要望は広い。鳥獣対策の中で、現状のシカ処理を「3分割解体処理焼却受入」としているが「成体受入」にして欲しいと検討を求めた。
「発展的地域農業の推進及び担い手育成」では、特色ある農業の推進として水力エネルギー、バイオマス、太陽光発電など、特性を生かした地域農業構築に向けた調査研究を要望。担い手育成では、新規就農はトマトとアスパラが主と、稲作・畑作・畜産など幅広く担い手を育成する必要があると支援検討を要望。
「国及び道に対する要望・要請」として、TPP交渉参加に反対すると前置きし戸別所得補償制度の早期法制化、「人・野地プラン」の継続的な予算確保などを要望した。