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陸上自衛隊上富良野駐屯地第120特科大隊の美瑛町協力会が23日、発足した。
四季の情報館2階会議室で行われた設立総会には、上富良野駐屯地の大場剛司令、同特科大隊の両角寿隊長また大隊の中隊長ら。また美瑛町の塚田副町長、斉藤議会議長、美瑛町自衛隊父兄会の井内豊会長らが来賓として出席した。
同協力会設立発起人会を代表し、西森和弘商工会長が「美瑛町だけがなぜか協力会が無かった、特科大隊は美瑛に何かあった時、一番に駆けつけてくれる部隊、これからも久しく協力し合おう」と挨拶した。大場司令は祝辞の中で特科大隊の構成を紹介し「一人でも多くの顔と名前を覚えてもらいたい」と述べた。
肌寒いような日々が続く美瑛の春。遅れていた農作業も本格化し、田植え作業に勤しむ農家も多い。
雲の合い間から春の日差しが見られた21日、子ども達の嬌声が山間の水田に響いた。
JAびえい青年部とフレッシュミセス会が「あぐりスクールinびえい」を開いた。参加したのは美瑛、美瑛東、美沢、美進の4小学校の5年生。置杵牛中央の岡崎賢輔さんの水田約5㌃に「ななつぼし」を植えた。
子ども達が農業を体験し親しんでもらいたいとの試みである。青年部の岡崎部長は「おじいちゃん、おばあちゃんの頃は、田植えは手植えだった。素足で田圃に入ってその頃の思いを感じてほしい」と挨拶した。
年間130万人もの観光客が訪れる美瑛町。ゴールデンウィークが終わり、これから本格的な観光シーズに入る。
すっかり恒例となった「春の缶トリー作戦」が11日に行なわれた。美瑛観光の拠点と云える丘の道路をきれいに。冬の間に捨てられた空き缶やゴミなどを拾い集めた。
当日の参加者は約400名と過去最高を記録した。今や一番の活動組織となった美瑛高校、次いで美瑛中学生、すずらん大学、ディセンターすずらん、老人クラブ連合会、美瑛郵便局、建設業協会、青年会議、日赤奉仕団など多数の団体が参加者を募った。主催した美瑛ライオンズクラブ(村上健一会長は)は開会式で「事前集計した325名に、参加者がプラスアルファとなり過去最高の人員になった」と報告。参加者は用意したバス6台などに分乗し、パッチワークの路やパノラマロード等の丘に向った。
美瑛町商工会(西森和弘会長)の第19回通常総代会が16日に開かれ、25年度の事業計画や予算などが承認された。
西森会長は挨拶で「TPPに反対」と明言、農商工連携を訴えた。また「TPPを始めアベノミックスで経済が決して良くなるとは思わない、我々は一緒に協力し努力しなければならない」と会員の結束を呼び掛けた。
美瑛町農業振興機構が主催する「第50回美瑛町新農業人激励のつどい」が14日、JAびえい3階大ホールで開かれた。
新たに農業に従事する後継者や配偶者、そして新規就農者を激励する集い。本年度の新農業人は男性9名、女性7名の16人、会場には12名の新農業人が出席した。
同機構の代表理事の浜田哲町長や業務執行理事の大西昭男組合長らが、新農業人を激励。新農業人を代表して鴻上実佳さんが「私達は農業を先人から譲り受け、守り続けて次の世代に継いでいく。そのために安心な食材を提供出来る農業に取組んでいく」と決意を述べた。