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美瑛町鉄西土地区画整理事業の完成記念祝賀会が13日、美瑛農協3階大ホールで行われた。
祝賀会では区画整理組合の武内耕一理事長が挨拶に立ち、20年を越える年月を費やした事業が完成したと報告。「鉄西通りは道路幅が37㍍と旭川でも類を見ない空間を保った」「歩道橋は長い年数が掛かったが本通りとの利便性が叶った」等事業を振り返り思い述べた。浜田哲町長、齊藤正議会議長も事業完成を祝った。
鉄西地区は美瑛駅西側に隣接し国道・道々に囲まれた、優れた立地条件を有する地区であり、未整備のまま放置すると居住環境の悪化を招く恐れがあった。このため道路・公園をはじめとする公共・公益施設の整備を行い、健全な市街地の造成を図ってきた。
同区画整理事業は面積3万4586㌶、事業費40億7500万円を要し、平成5年から15年の11年間で本体事業を実施。その後、換地処分等の事務手続きを経て、このつどすべての手続きが終了した。
8日に美瑛岳に入山し行方が分からなくなっていた男性が12日、救出され旭川市内の病院に搬送された。
救出されたのは増毛町職員の山吹裕治さん。登山のため一人で美瑛岳に入山し、日帰りで下山する予定だったが、9日午前に美瑛消防署に「美瑛岳付近で迷った」と救助を要請。以後連絡が取れなくなっていた。発見されたのは12日午前10時50分ごろ、登山道を外れた美瑛岳北西斜面で手を振っていた山吹さんを、陸上自衛隊のヘリが発見し道の防災ヘリが救出した。
道北地方山岳遭難防止対策協議会美瑛支部が9日、美瑛消防署3階に捜索本部を設置。同協議会美瑛支部や美瑛消防、旭川東警察、上富良野自衛隊らで捜索隊を組織し捜索活動にあたった。捜索は荒天に阻まれ難航、捜索隊員は延べ2百名を越えた。
遭難者捜索活動の写真。
撮影は9月10日午後1時。
場所は望岳台から美瑛富士・美瑛岳方面に向かう途中のポンピの沢。