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「世界で最も美しい村」連合(世界連合)は9月7日、イタリア南部のプーリア州アンドリアのカステル・デル・モンテ村で2013年総会を開催した。「日本で最も美しい村」連合の浜田会長(美瑛町長)らも出席した。
会場は「イタリアで最も美しい村フェステイバル」で賑わう同村の庁舎。世界連合に加盟するフランス・イタリア・ベルギー・カナダ、そして日本の5カ国が出席。また加盟を希望する韓国やスペインなど4カ国も、オブザーバー的に参加した。
総会では世界連合のシンボルマークとなるデザインを決定。また来年の総会を5月頃ベルギーで開催し、2015年6月下旬頃に美瑛町で開催することを決めた。
今回の総会に美瑛町から浜田町長を筆頭に、町議の穂積、山家両議員、農協の熊谷専務、観光協会の太田会長、役場の2課長が同行。また、商工会青年部の研修団4名も総会が開かれているカステル・デル・モンテ村を訪問。2015年総会のホスト国として早くも活動を始めた。
美瑛町は平成23年12月に取得した、本町1丁目旧ヤマトスーパー店舗跡の活用計画をまとめた。
旧スーパーの土地建物は、市街地の中心部にあり長期閉鎖で建物は廃墟化。町は市街地の景観と治安面を考え購入した。当時「建物を解体し更地化して、駐車場やイベントに利用する」と説明していた。しかし、町は一部地下1階、地上2階建ての鉄骨構造は、充分活用できると判断し、24年度予算で北海道大学に活用策を含めて調査研究を委託した。その後、町は北海道大学の提案を基に、役場職員や関係団体等と活用を協議検討してきた。
活用は町政執行方針で示したように「交流の場」となった。1階を町民などの美術作品の展示ギャラリーとして整備。美しい村の物産・特産品等を紹介販売する場としても活用。2階は乳幼児から高齢者まで交流できる場として整備。地下1階は飲食や演奏が出来る場として整備する。
また建物外観は、本通りを挟んで位置するラヴニールに類似し、美瑛軟石や美瑛産カラマツ材を積極的に使用する。冷暖房設備は町の間伐材を活用した木質バイオマスを暖房に。太陽光発電を冷房などに活用することを検討している。
なお、同事業は9月中旬に実施設計を発注定。
美瑛の夏の風物詩として定着とした「農」と「商」の合体「どかんと農業祭り」が24日、JR美瑛駅前・本通り特設会場で開かれた。
午前中の主役は「農」である。ステージ前では地域対抗の俵担ぎ競争。力自慢の選手が俵を担いで必死に走る、チームワークと体力勝負が繰り広げられていた。また農協幹部が勢揃いした紅白もちまき、祭りのボルテージは一気に盛り上がった。
午後の演出は「商」が担当。祭りの主役は昨年50周年を迎えた仮装本踊り大会。
夕闇迫ったステージに白金太鼓の力強い音が響く。町内外から参加した仮装団体が隊列を組み、踊りながら駅前広場に集結。奇を衒った扮装や豪勢な山車が駅前広場を練り歩く。しんがりは、今年も煌びやかな衣装を身にまとった商工会の招き猫軍団。駅前広場は練り歩く仮装の隊列で溢れ、祭りは最高潮に達した。
戦時下の強制労働犠牲者の遺骨を発掘する「東アジアの平和のための共同ワークショップ」は20日、美瑛町忠別の林道で発掘作業を行い、人骨の可能性のある白いかけらを見つけて参加した僧侶らが供養した。
戦時中、東川町の旧江卸発電所建設工事で働いていた朝鮮人労働者の遺骨が、美瑛町忠別の旧共同墓地周辺に埋まっている可能性があると、市民団体「強制連行、強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」など実行委が主催。東川町の「江卸発電所・東川遊水池強制連行・動員犠牲者遺骨発掘実行委員会」が事務局となり、フォーラム参加者を全国に募っていた。
美瑛町スポーツセンターで11日、総合格闘技大会「STYLEBIEI12」が開かれた。
大会のルールは5分間1ラウンドで行なわれ、柔道着やTシャツ、レスリングタイツと格闘スタイルは様々。総合格闘技大会とあり決め技も、打撃技でKOや絞め技、関節技などで多彩。
試合は寝技全般で戦う「グラップリング」、組み技と関節技で闘い打撃は一切禁止。また「総合格闘技」はパンチ、キック、投げ技、関節技などの攻撃法を駆使して勝敗を競う。
大会を主催したのは、栄町の三つ星整骨院を営む竹内幸司院長。旭川でHLCジムを主宰し、健康増進、ダイエット対策、また格闘技プロを志向する者を育てている。