インフォメーション
9月30日号、2158号も無事に発行
9月も終わり、もう10月に入ります。暑い暑いと繰り返していた夏が懐かし
く思えるほど、美瑛もすっかり秋の気配が漂っています。半袖はもう寒い。
学校の記事が多かった今週。コロナ禍の自粛生活から通常モードに戻ってい
るのを実感しています。先日、小学校の合同学習の様子を取材させてもらっ
たのですが、全員がノートパソコン型のクロームブックを持って使いこなし
ている様子に、こんな時代になっているんだと感心。フセンに意見を書いて
模造紙に貼り付けるようなことを、クロームブック上でやっていることにも
驚き。パソコンのない時代に育った世代としては、便利な世の中になったも
のです。これなら将来の夢に「ユーチューバーになりたい」と言う子どもた
ちが多いというのも納得できるかなと。
プロカメラマンの方の講義で、「人間の瞳にピントが合う紀を備えたカメラ
が発売されている」との話しに驚いたのですが、さらにビデオカメラでは
「自分の子どもの顔を認識して、集団の中でも自動でその子にピントが合う
ような機能もある」というのもすごい。運動会などで自分の子どもの姿を追
わなくても、自動でピントを合わせてくれるということで人気となっている
ようです。携帯電話、パソコン、カメラをはじめ、ここ数年の進歩はすごい
ですね。一方で「びえい新聞」は昭和の時代から変わらないスタイルで、価
格もひと月1000円に据え置き。購読を続けていただいている皆様に感謝です。
昔ながらのスタイルながら、この週は次のような感じで美瑛の今の情報をお
伝えしています。
●授業見学や体験授業などで美瑛高の雰囲気を体感
美瑛高校オープンスクールで特長をアピール
●無心で挑んだ弓道新人大会旭川地区予選で4位入賞
美瑛高2年高石さん全道大会進出
●全国こども陶芸展inかさまに美瑛の3人が入賞
美沢小2年の本山君が特別賞を受賞
●町交通安全対策推進協会。旗の波で安全運転を啓発
●佐治晴夫美宙天文台長が特別講演。宇宙から見た地球環境と未来
●町内小学5年生が稲刈りを体験
JAびえい青年部。食育事業「アグリスクール」
●小学6年生ふるさと学習。あったらいいなを提案。
●旭川東法人会ゴルフ大会。美瑛チーム初の優勝!
●NPO法人びえいくらしの」助けあい。和やかな歌声で敬老のお祝い
●3施設に教室やジオ体験メニューを用意
十勝岳ジオパークまつり初開催。10/7
その他もろもろ
新聞発行日は毎週、市街地などの分は早朝に新聞配達しており、以前は朝
4時くらいには明るくなりはじめていたのですが最近は真っ暗。1時間ほ
ど夜明けが遅くなっている感じです。夜も19時くらいまで明るかったもの
が、最近は17時頃には暗くなり始めています。昼間の時間が短く、夜が長
くなるのは冬が近づいてきているということ。気持ち的には何となく盛り
下がってしまう時期。ひとまず秋の気配ということで、子どもたちの稲刈
り体験の写真をアップしておきます。
このところ美瑛のまちなかでよくエゾリスを見かけます。普通の住宅街で
もちょろちょろと道路を横切る姿。山にエサがないからというよりは、今
年は繁殖が多かったのではと思わされるところ。車の前を急に横切ること
も多くなっているので運転には気を付けたいものです。しかしエゾリスも
冬ごもりの前の食料集めに忙しいんだなと思うと、秋だなあと改めて感じ
させられます。紅葉もきれいになっている美瑛町。もう少ししたら十勝岳
への冠雪も見られるようになるのでしょうね。
9月23日号、2157号も無事に発行
いろいろとあり、先週は新聞発行をお休みさせてもらったこともあり、今週
は6ページの増量版で発行。催しやイベントが多く、次週に持ち越した記事
もあったほど。いろいろあるのは良いことです。この間、議会もあったので
すが、その内容をまだ掲載できていないのが困ったところ。それでも今週の
一番の記事は、バレーボール少年団「美瑛スーパーファイターズ」の大逆転
での優勝。他の2件の取材と掛け持ちだったのですが、こちらの試合の観戦
にくぎ付けになってしまいました。おもしろかったというか、すごかった。
まさに土壇場での大逆転。滅多に見ることのできない展開で、記事にも力が
入ってしまいました。美瑛の子どもたち、がんばっています。
サイクルロードレース「ツール・ド・北海道」では、美瑛町を通過した後に
痛ましい事故もありました。その翌日には美瑛町でサイクリングイベント
「センチュリーライド」が開催。こちらはタイムなどを競うものではなく、
サイクルツーリズムを楽しもう」という主旨のため、安全第一で行われてお
り、今回は天気に恵まれ無事に大会を終えています。
何やら取材が多く、休みにした最大の目的の伝票などの書類整理がほとんど
できていないという状況。年末が迫ってきていることを考えれば、これはか
なりまずいなと感じつつ、増量版のこの週は次のような感じで。
●ファームズ千代田にトレーラーハウス設置を計画
びえい農泊DX推進協議会が農泊事業を展開
●美瑛町の農福連携事業の取り組みを紹介
大妻女子大学の学生達が収穫体験
●良好なコンディションで無事ゴール。びえいセンチュリーライド開催
●4年ぶりに園芸でおもてなし。市街地区敬老会でお祝い
●あきらめない気持ちが歓喜の勝利を呼び込む
美瑛スーパーファイターズ大逆転で優勝!!
●町の功労者や後継者を表彰。第52回開拓記念式典
●我が子の成長した姿に観客席から大声援。
どんぐり保育園・びえい青葉幼稚園。元気いっぱい運動会
●保育園・幼稚園にキッチンカーが登場。丸亀製麺「親子うどん教室」
●元気な声を響かせ子ども神輿が」巡行。賑やかに美馬牛水天宮神社祭
●思い出に残る灯火に。美瑛中学校「文化祭」
●社協ボランティアセンター。おやこのつどい開催
●東京経済大学の学生が手ほどき。英語を使って楽しく学ぶ!
●図書館に響く子ども達の賑やかな笑い声
「入船亭扇治こども寄席」大好評
その他もろもろ
この週は幼稚園や保育園の運動会、美瑛中学校の文化祭などもあって賑や
かでした。美馬牛水天宮の神社祭では、4年ぶりに子ども神輿が再開。い
ろんなことが通常モードに戻ってきており良いことだなと。ひとまず雰囲
気だけでも、こども神輿の写真をアップしておきます。
猛暑を経て美瑛はすっかり秋らしくなってきています。朝夕は寒いくらい
で、布団も冬用に取り換え。紅葉もはじまっています。こうなってくると
冬が来るのは早い。「10月に入ってすぐに雪が降ったこと緒あったなあ」
などの会話も耳にしています。それでも収穫の秋はうれしいもの。直売所
などでも美瑛産のおいしい農作物が充実しています。ぜひお立ち寄りを。
9月9日号、2156号も無事に発行
たまたま通りがかった時に「あれ?」と思ったのですが、何やらよろしくな
い事態が起きてしまいました。土地の売買の時に「どうなの?」との疑問も
出ていた町による市街地駐車場整備事業。まちなかの道の駅で新しく駐車場
を整備するもので、町がガソリンスタンド跡地などを購入。工事を進めてい
たところ、埋め戻しをしてあった地下貯蔵タンクの近くで汚染土が確認され
ました。確認された時にちょうど私も近くを通っており、何やら燃料のよう
なものの臭いがするので不思議に感じていたところ、油脂系の汚染土があっ
たとの情報。ガソリンなのか軽油なのか灯油なのか、油種はまだ分からない
とのことで、地下水などへの影響は「現在のところ異常は報告されていない」
そうです。しかし地下水は、どこにつながっているか分からない部分もあり
注意が必要。町では汚染土を取り除く作業を進めていますが、汚染土の規模
は「掘ってみなくては分からない」という状況。汚染土の撤去のほか、微生
物で浄化する「バイオメディエーション」という手法もとられるそうです。
売り手側が更地にした土地を買うというのが土地売買では一般的なようです
が、今回は町が解体工事まで請け負って購入した場所。議会の中でも疑問視
する声が出ていました。
どのような顛末になるのか注目ですが、ひとまず今週は次のような感じで。
●誰もが暮らしやすく働きやすいまちに。大妻女子大の小川副学長が講義
●美瑛町が目指す戦略図を構築。農福連携ワークショップ
●農業と観光の課題を現地で確認。美瑛高校1学年「地域巡検」
●走ってつなぐ認知症啓発イベント。4年ぶりに「RUN伴」
●地下水や周辺環境への影響は?
ガソリンスタンド跡地の地下タンク周辺
道の駅駐車場整備で汚染土が確認!
●新調した優勝旗を手にしたのは中和サンダース
美瑛ロータリークラブ杯交流野球大会
●個性的な作品が今年も勢ぞろい。小中学校「陶芸教室」
●ペントミノのパズルに熱中。おもしろ算数講座
●支援者に道議会などでの活動報告。今津ひろふみ道議が道政報告会
●佐治晴夫美宙天文台長が特別講演。
宇宙から見た地球環境と未来。9/16開講
●町内外から413人がエントリー。センチュリーライド9/10開催
その他もろもろ
汚染土に続き昨日9月7日、国道沿いを車で走っていたら売地となってい
る土地に数台のパトカーなどの警察車両。立ち入り禁止のテープが張り巡
らされ、何やら物々しい雰囲気に、何だろうと思って見ていたら、鑑識な
のか白い防護服を着た5、6人の鑑識?の方々の姿。ニュース報道などは
されていないので確かなことは分からず、役場でも「ツイッターに出てい
たのは見たけど」とのこと。あいまいなことは言えないので、ここでは控
えておきます。かなり物々しかったものの、私の周りでは意外に誰も知ら
ずモヤモヤしたまま。午前中にはまちなかで不発弾の処理もあったようで、
個人的には何やらザワザワした一日でした。
今月はいろいろとイベントや催しが多く、時間帯が重なってしまうのがつ
らいところ。取材や配達などを手伝ってもらえるスタッフがほしいところ
ではあります。そのような訳もあり、諸事情から来週号の新聞はお休みを
いただきました。9月と3月は例年、上半期と下半期毎に書類をまとめる
作業としてお休みしているところで、今回はそれを少し早めた形。お休み
は年末年始を別にして年に2回だけなのでご理解いただければ幸いです。
新聞発行はお休みしますが、遊んでいたり旅行に行ったりしている訳では
なく、取材や事務所は通常通りですのでお気軽にお声がけください。
そんなところで次の発行は9月23日号です。
9月2日号、2155号も無事に発行
猛暑もようやく落ち着いてきて、朝夕は朝夕は長袖の方がいいかなと思うほ
ど涼しくなってきています。そろそろ稲刈りも始まりそう。9月に入り秋の
気配が近づいている美瑛町。この週で話題となっていたのが、駅前一等地に
建つ店舗が売りに出されたこと。事情を知る人から話しを聞く機会があった
のですが、これがなかなか大変なことになった様子。美瑛町も近年は、海外
から多くの人々が訪れる観光地だけに不動産の注目度も高く、特に駅前一等
地が売りに出たということで海外も含めかなり問い合わせがあったそうです。
その中でのやり取りはかなり興味深いもの。特に海外の買い手側は、こんな
感じなんだと勉強になりました。
数件に絞り買い手がほぼ決定したということで今回、不動産事情の中で簡単
にふれさせてもらいましたが、本音を言うとこのやり取り、書きたいなと思
わされた内容。また、美瑛町内では今、民泊がすごく増えているとのことで
住宅地の中の意外なところで民泊やっているところもあり、美瑛町内のこと、
分かっているようで分かっていなかったと反省しています。
もっと町内を歩き回らなければと思いながら、この週は次のような感じで。
●従来通りの開催で子ども達が大喜び。びえい出会いふれあい祭り盛況
●ふるさと納税だけれど経費は別建て?「ふるさとレストラン」事業の謎
●観光・商工業の厳しい現実が表面化?
町内で相次ぐ店舗やペンションの売却
●現地見学や各種実験などで火山の仕組みを学習
ふるさと学習小学4年生「防災学習教室」
●真夏日でも元気にプレー。老人クラブ連合会GB大会
●縁の下で支えるネットワークすずらん
コーンスープ仕込み作業。宮様スキーマラソン交歓会で提供
●真打 入船亭扇治落語独演会9/11開催
●社協ボランティアセンターおやこの集い。9/17開催
ボランティアスタッフ募集!
●朗根内~十勝岳間で交通規制。ツール・ド・北海道国際大会
その他もろもろ
アップした写真は、町内小学4年生の「防災教室」で見学した、美瑛川第
1号堰堤。普段は立ち入りできない場所なので私も初めて見たのですが、
かなりの迫力。子ども達も「すごい」と驚いていました。十勝岳噴火の際
の泥流を留める施設ですが、豪雨などの時に立木を留め下流の災害を防ぐ
役割も果たしているとのこと。高さは17・5㍍。目にする機会がないもの
なので写真で紹介しておきます。
この週は不動産関連の話しに加え、ふるさと納税で気になった点も書かせ
てもらっています。ふるさと納税の本質を、はき違えてもらいたくはない
かなと。ふるさと納税の返礼品は、ふるさとの純度を大切にしてもらいた
いもの。返礼品を作る過程で、他地域にほとんどの予算が流れるようでは
本末転倒。美瑛の良さを込めた、町民の納得・理解が得られるものを届け
てもらいたいですね。
8月26日号、2154号も無事に発行
「どかんと農業まつり」に続いて日曜日には町民イベント「出会いふれあい
祭り」が開催。町民の手作りイベントといった形ですが、町民の方々が多く
集まりこのような催しもよいもの。天気も良く楽しませてもらい、午後の締
めくくりとなる町民センターのホールで美瑛中学校吹奏楽部の演奏を聞いて
外に出ようとしたところ、先ほどまでの天気がウソのような雷雨。まさに叩
きつける雨といった激しい豪雨で、雷もすごい。そのため最後のもちまきは
「もち配り」に変更。けっこうな量のもちをもらえたので、みんな喜んでい
ました。しかし「夕立ちみたいなもので、少ししたら止むだろう」と思って
いた豪雨は一向に収まらない。小降りになったかと思えばまた豪雨の繰り返
しで、雷もかなり近いところで鳴っている。私も自転車で行っていたもので、
雨宿りしていたのですがらちが明かず、自宅2階の窓を開けたままにしてい
たもので心配になり、ずぶ濡れになりながら帰宅。たいへんな目に遭いまし
た。そこで思い出したのが、パークゴルフの大会を取材中、表彰式の時に雷
鳴、その後に豪雨となり駐車場に続く道が川のような濁流。深いところでは
腰の近くまで濁流が押し寄せる中を車まで戻った時のこと。それに比べると、
まだ冠水しなかっただけ良かったのかもしれません。
アップした写真は、美瑛産の食材を使った洋菓子やパンなどを販売している
美瑛の丘の人気店「フェルム ラ・テール」美瑛本店の敷地に新たにオープン
したテイクアウトのお店「ノンノの小屋」。色合いといい、ムーミンの世界
観が再現されており、これは人気となりそう。ぜひお立ち寄りを。
そんなところでこの週は次のような感じで。
●ラスノーブルのスープやびえい豚のポトフなどを試食
星野晃彦シェフがふるさと納税返礼品企画で来町
●美瑛町・東神楽町・東川町と㈱JEPLANが連携
地域循環共生圏推進に関する包括連携協定を締結
●工夫を凝らした仮装が勢ぞろい。仮装盆踊りも賑やかにパレード
どかんと農業まつり大盛況
●オリジナルのトマト料理に親子が協力
料理コンテストで5品目を食べ比べ
●美瑛の丘にムーミンの世界観を再現
フェルム・ラ・テール「ノンノの小屋」
●劇団影法師のミュージカルを鑑賞。町内全小中学生「芸術鑑賞会」
●送り火を焚きお見送り。光明寺で萬燈会
●北海道の遺族代表として二ツ川さんが参列
平和記念式典で紡ぐ母と祖母の思い
●子どもファーストの学校で生き生きと成長
ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」9/3上映
その他もろもろ
びえい新聞には、お誕生やお悔やみのコーナーを設けているのですが先日、
お悔やみのお名前を見てびっくり。年配の方だと旧字はたまに見かけるの
ですが、今回は「変体仮名」が使われていました。初めてのことで、もち
ろん私のパソコンには入っていない字体。ネットで調べ何とか似たような
文字を作り間に合わせましたがひと苦労しました。ちなみに御年は106
歳。大正初期にお生まれになった方です。このような変体仮名の名前の方、
次第に少なくなっていくのでしょうね。
美瑛はやっと涼しくなったと思ったら、また暑い日が戻ってきたりと、今
年の天気はいつもとは違った感じ。北海道らしい爽やかな夏は、もう戻っ
てこないのか心配なところではあります。北海道らしさは。、なくなって
ほしくないですね。