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「平成23年度全国麦作共励会」の集団の部において全国農業協同組合連合会長賞を受賞した水沢平成会(佐藤信夫会長)は31日、JAびえい3階大ホールで祝賀会を開いた。
祝賀会は平成会員、農協、役場、そして普及センター職員ら約40名が参加。佐藤会長の挨拶に続き、前年度会長の矢野司氏が受賞者を代表し経過報告。浜田町長、大西組合長、普及センター大雪支所の田辺清美係長らが、昨年の厳しい天候の下で、これだけの成績を上げることは快挙であると称えた。
水沢平成会は平成13年集落再編を機に会員相互の、経営向上と融和を目的に設立。構成員は農家19戸と1法人。同会では栽培技術の研鑽に励むと共に、「土づくりは、地力維持はもとより営農を継続する上で不可欠」と、協同堆肥場で牛糞を堆肥化し各農家が散布。また緑肥、トウモロコシ等を積極的に作付けし有機物の投入を進めてきた。
美瑛町社会福祉協議会(青田義政会長)の平成23年度評議員会が28日、福祉センターで開かれ、24年度の事業計画案や会計予算案などを原案通り承認した。
はじめに青田会長は「介護事業は安定基調に入り、町の補助金を頂かなくてもよい状況となった」と収支の安定を述べるも、小事業所ゆえの収支の不安定さも語る。また「24年度は評議員体制を見直し、新たな体制で、地域の皆様に活動に参加して頂きたい」と挨拶した。
社協は24年度重点目標に本来の「地域福祉の推進」を掲げた。「各地区の自治会長、民生委員、福祉推進部長がチームとなって、地域の福祉課題を解決していく」そんな顔の見える体制を構築したいと考えた。また、介護事業は「質の高い在宅福祉・介護保険サービスの充実」に力点を置く。
事業計画では、社協が実施する「ふれあい昼食会」「ひとり暮らしの高齢者訪問活動」。地域の福祉課題を関係者が共有する仕組みの「サポートマップづくり」。「地域ふれあい昼食会」「町内会主催の昼食会」と、地域コミュニティーの活性化を促す。介護事業では、ホームヘルプサービスで旭川への通院介助を利用する方に、低料金で輸送サービスを新たに開始する。
東日本大震災で発生したがれきの受入れ問題が、日々報じられている。27日、役場で開かれた「第5回まちづくり委員会」で、塚田聡仁副町長が挨拶に立ち、震災がれきの受入れ問題について触れた。
副町長は「震災がれき受入れは、問題がある」と述べ、町の考える問題点を挙げた。
①清掃センターは施設が年数を経ているため、大量ながれ処理に耐えうるのか。②がれきを置く場所としてストックヤードをどうするのか。③最終処分場となるルベシベは、残り5年で満杯となる。焼却灰が増えればそれも早まる。④北海道は、がれきの放射能基準を1㌔当たり概ね100ベクレル以下としたが、焼くと30倍にもなると云われている。除染機能も無く中で本当に大丈夫なのか。⑤美瑛は河川の最上流部にあり、下流地域の方の理解を頂けるのかと、美瑛町としては「震災がれきの受入れは、問題があると考えている」と述べた。
北町3丁目に22年10月開設した就労継続支援B型事業所「丘のまち停車場」は、障害者自立支援対策推進事業の助成を受け、通年作業が可能となるハウス栽培施設を新設した。
同所を運営するNPO法人「ウイングサポート」(千葉光如理事長)は、昨年隣接する150坪の土地に冬場でも稼動できるスーパーハウスを建設。高設土耕栽培システムを導入し花や野菜の通年栽培が可能な体制を整えた。
そして1月から、栽培に関する研修や機器の操作方法を学んでいた。
当面栽培する野菜はレタスとサンチュを予定しており3月12日、今まで育苗してきたレタスとサンチュの苗を栽培ベンチに定植した。今後順調に育てばサンチュは1ヶ月、レタスは2ヶ月程度で収穫できる。
この施設で栽培した野菜は、施設通所者の食材として、また施設の運営する「丘のまち食堂」で提供する。ただ将来は安定した良質な野菜を栽培し、市場に販売することも視野にある。
千葉理事長は今回の事業を「期待と不安で一杯です」と語り、「丘のまち停車場の新たな挑戦を温かい目で見守って頂ければ…」と胸の内を明かす。
就労継続支援B型事業所「丘のまち停車場」は、「今後も増えることが予測される通所者が、季節を問わず安心して働ける場、その環境を整えたい」と、施設の営む「丘のまち食堂」に、新たに働く場所として「ハウス栽培施設」を装備に加えた。
早いもので東日本大震災から1年が過ぎた。昨年「美瑛ちょこっと旅」実行委(谷尾めぐみ代表)が発足し、石巻市渡波小学校避難所で暮らす被災者55名を、美瑛に招待したことはまだ記憶に新しいこと。その縁がきっかけで始まった渡波小避難所暮らしの方々との交流。今、住まいは避難所から仮設住宅に変わったが、以前の生活に戻った訳ではない。
美瑛の旅プレゼントに奔走した実行委の1人、「木りいいなかま」のオーナー岡田良平さんは冬になると日本列島を縦断する。目的は食材の手配、冬の美瑛から美味しい食材を求めて九州鹿児島まで旅している。
今年は鹿児島からの帰途、美味しかったサツマイモ(つらさげ芋)を、大量に買い込んで石巻市を訪れた。
渡波小学校避難所で一緒に暮らした方々が、抽選の仮設住ではみんなバラバラとなった。「全く知らない者同士なので互いに心細い」「避難所で共同生活して方とは、ほとんど連絡が取れない」と云う。
鹿児島から持って来たサツマイモを使って岡田さんは、仮設住宅の子供たちと「石焼芋」を作り、仮設住まいの人達と一緒に味わった。被災した家の木材を燃やして。町は「仮設の旧北上川の橋を渡って渡辺地区に入るとまるでゴーストタウンのような風景、動いている物は瓦礫の処理する重機と作業員だけであった」と岡田さんは述べている。
鹿児島を旅している途中、岡田さんと渡波小避難所の係わりを現地の人達が知った。
鹿児島でも被災の募金活動を行なってきたが「その思いがどう伝わったのか…」と、顔の見えない支援に疑問が湧き始めていた。その時に岡田さんの話す、美瑛「ちょこっと旅」の活動に共鳴。即「北と南から石巻の皆さんへ元気を届けよう」と合同プロジェクトが発足した。「北海道からはジャガイモや乳製品、鹿児島からはサツマイモなどを持ち寄ってイベントを開き、離れ離れになっている、渡波地区の皆さんに集まってもらおう」と。
イベントは渡波地区で4月8日に開催する。美瑛からは岡田さんら4名が訪れる。今は持込むサツマイモ(つら下げ芋60キロ~70キロ)を購入するための資金集めの募金箱も「木のいいなかま」に設けた。
石巻で仮設住宅の世話役を務める岡さんは「お金さえ出せば何でも手に入るようにはなったが、離散した地区住民の心は寂しい。こうしたイベントを開いてもらえることで、ふれあいを取り戻すことができれば嬉しい」と話している。
岡田さんは「ちょこっと旅が飛び火して、鹿児島の仲間と、また一緒に元気付けが出来る」。「復興は地元の人達に、やる気を出してもらう以外にない。そのキッカケ作りになれば」と語っている。






