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温かい日々が一転し寒波が再来した白金温泉に、高さ4メートルの大型雪ダルマが出現した。
その名は「湯気だるま」、大雪山白金観光ホテルの自慢の露天風呂で、ゆったりと寛いでもらおうと職員総出で玄関前に作った。
ホテルでは大浴場の改修工事を間近にひかえて、ホテル自慢の露天風呂をアッピールしたもの。
この冬は白金で、ゆっくりと「湯気だるま」になりたいものである。
2月5日・日曜の朝9時美馬牛地区の住民が、万が一の被災時に避難所となる美馬牛小学校の体育館に集まった。
「美馬牛地区防災研修会」は、美馬牛小学校PTAが主催。町役場や消防署が協力、地域住民ら約百人が参加した。
同校PTAの平山智視会長は「昨年は大震災、美馬牛でも浸水や通行止めなど災害が発生した。学校は避難所でもあり、万が一の時を思い相談していたら、今回の研修会となった」と挨拶。
研修は役場総務の今野聖貴係長が、「美瑛町の防災計画と十勝岳火山総合防災計画について」講演。大雨で河川が氾濫した時に備えて作られたハザートマップ。いざという時に備え、地域の指定避難場所や、避難の心得等を確認して欲しいと呼び掛けた。
美瑛消防署次席の今野明氏は、「美瑛町の災害について」講演。直近では昨年の7月の大雨被害や9月の集中豪雨。地域の美馬牛川の氾濫や農作物の被害など、災害の模様を生々しく再現した。
また東日本大震災時、緊急援助隊として石巻市に赴き活動してきた、美瑛消防署次席の西尾章氏が被災地での活動を映像と共に体験を語った。
また、会場では「想定する受入れ人数は何人?事前に準備することは…」「防災無線が古くなってきている、更新時期は…」「学校からの避難方法は」など、災害が起きたとき、何をすれば良いか、災害がごく身近な問題として質疑された。
参加住民からも「災害時の通信のあり方」を解説し、災害用電話「伝言ダイヤル」の活用が呼びかけられた。
最後に非常食を試食。パンや白米、豚汁、雑炊と参加者らは万が一の被災者の食を体験。参加者の一人は「災害時に備えて何をするのか。準備の重要さを認識できた」と話していた。
今年で5回目となる「雪遊び広場」、町内の子育て中のお母さんたちが提案し始まったこの催しも早や5年。
今年も雪遊び広場は実行委員会(山田浩二委員長)を組織し、物産公社や観光協会、商工会など各種団体や大勢のボランティアによって支えられていた。
今年のオープニングも絶好の遊び日和。青い空から冬の日差しも見られる中で、齊藤和宏さんの和太鼓演奏が「ドン ドン ドン…」と 気合と迫力ある太鼓の音が祭りの始まりを知らせる。
会場には今年もビックリするほどの子どもたちがお母さんと一緒に集まってきた。
カラフルなスノーウェアーを身にまとったチビッ子たち。踊るは「マルモリダンス」。この子供たちが祭りの主役。お餅、お汁粉、豚汁、ビザと子供たちもお母さんも皆満足。
実行委員長の山田さんは開会の挨拶で「子供たちの心のどこかに、故郷での楽しい思い出として残り、やがて大人になった時に、また子供たちに語り継がれていけば良い」と述べた。
また、大町・北町の特設会場では、バナナボートやラフティングボートを運航、子供たちの歓声が響き渡ってい
すっかり冬の風物詩として定着した感がある「美瑛の雪上絵」。真っ白な雪の原野に描かれる巨大な雪上絵は、毎年、上空からの映像とともにマスコミの話題を集めている。
美瑛の雪上絵フェスティバル実行委員会(薦田哲雄委員長)は、今年も美瑛の丘をイメージした巨大な雪上絵(横110㍍×縦90㍍)をファームレストラン千代田周辺に作る。
図柄は今年も美瑛の丘を飛ぶ「とんぼの未来・北の里づくり」のロゴマーク。それに今年は美瑛の新名所「青い池」と、東日本大震災の被災地を激励する意味を込めた「絆」の文字を加えた。
雪上絵は雪の原野に融雪材や卵の殻を使った環境に優しい絵の具を使って描くもの。雪が降ったり、強い風が吹けば消えてしまう。今年の開催予定日は2月25日(土)午前10時から、但し悪天候の場合は26日に順延する。
雪上絵の制作時間はおよそ2時間程度。他にミニ雪上絵のコーナーもあり、親子や友達同士で描いてみるのも一興。防寒具着用で参加者を待っている。
成人を祝う『美瑛町はたちの集い』(町教委主催)が町民センター美丘で開かれ、対象者85人の中から出席した新成人62人が新たな門出を祝った。
村上和男町教委委員長は挨拶で「今日は大人の仲間入りする記念日。大人と何か、一人前とは何かを考え、しっかりと胸に刻んで欲しい」と自覚を促し祝福した。来賓の浜田町長、斉藤議長、竹内道議からも応援激励の挨拶。
新成人を代表し秋山圭大さんと上村彩さんが二十歳の誓い。成人を迎えたことの決意や感謝の気持ちを力強く述べた。