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皆空窯の南正剛さんの作品が、日展(日本美術展覧会)に入選を果たした。
南さんの「氷烈紋」は白金が零下15℃以下になる寒い時期に上薬を野外で掛け、瞬間冷凍させて出来た結晶を焼き留める紋様。凍らせて紋様をつけるという独自の技法は高い評価を得ている。
大会の予選となる道北ブロック大会が6日、旭川のイオン旭川西ショッピングセンターで開かれ、美瑛町旭第5の稲場征子さんがグランプリに輝いた。
グランプリを受賞した漬物は「玄米三五八の素de野菜浅漬け」。稲場さんは通常炊いたお米で素を作るが、「玄米を使い蒸した」「塩分控えめに砂糖等は一切使わない」ことで、自然の甘さとほんのりした塩味が野菜本来の味を引き出し評価された。
美瑛の美しい景観をつくる町民植樹祭が29日、北西の丘公園で行なわれた。
植樹会はニトリ北海道応援基金の支援を受け、美瑛町日本で最も美しい村づくり協議会が主催。協議会を構成する団体や企業の関係者約50名が参加した。
参加者は久しぶりの秋空の下、エゾムラサキツヅジやキレンゲツツジなど、4種のツツジ375本を定植した。
琴城流大正琴「ひまわり会」 は27日、町立病院・待合室で演奏会を行なった。
演奏した「ヒマワリ会」は10名のメンバー中、8名が80歳を超える元気集団。会場の待合室には、約30名の入院患者や病院関係者等が静かに聴き入った。
大正琴の奏でる「さざんかの宿」や「ふるさと」など懐かしい調べに、聴き入っていた医師等も一緒に懐かしい調べを口ずさんでいた。
「日本が進むべき介護のあり方について考える」をメーンテーマに掲げた、「大雪地区広域連合介護フォーラム」が22日、東川町農村環境改善センターで開催された。
大雪地区広域連合は平成15年設立。事務局を東川町に置き、東川・東神楽・美瑛の3町で構成される。理念は住民福祉の増進であり、保険財政の安定化、保険料水準の平準化、事務経費の軽減等を図ることを目的としている。
介護フォーラムは2部構成で1部のテーマは、スウェーデンからの提言、「質も効率もあきらめない高齢者ケア」。講師はスウェーデン・リオリティケア(株) 教育責任者 エーミル・オストバリ氏。世界一後期高齢者率が高いスウェーデンの介護の共通の理念は、「一般の人と同じような生活」と語る。
第二部は、「今後、日本が進むべきケアと幸福のかたち」と題したシンポジウム。日々介護に関わるシンポジストは、それぞれの立場で介護の実情を語り、スウェーデンの施策を例にして介護の本質を探った。