インフォメーション
5月19日号、1903号も無事に発行
美瑛はアスパラが旬を迎えています。田植えも始まりました。
今年は順調の様子。12日には道内で雪が降ったところもあっ
たようですが、ひとまず美瑛は大丈夫。採れたての地元農産
物を取り扱う、農家さんたちの直売所「ふるさと市場」も今
シーズンの営業をはじめ、多くの人で賑わっていました。
よいシーズンがやってきたなあというところで、今週は次の
ような感じで。
●町内2件目の道の駅。道の駅びえい「白金ビルケ」オープン
●補正予算など8議案を審議。町議会第2回臨時会
●びえい桜まつり盛況に開催/●商工業協同組合通常総会
●松浦武四郎の足跡を伝えて。新栄の丘に木柱を設置
●図書館体験会が大好評/●美瑛町長杯パークゴルフ大会
●こだわりの海軍カレーでおもてなし。「元海軍さんのお店」オープン
●ビ・エールで「富良野沿線絵画サークル作品展」開催
●白金新四国八十八ケ所霊場会。「5月のお山開き」見送り
●美瑛小学校、北島校長インタビュー その他もろもろ
アスパラにタラノメに山ワサビと、この時期になると、
うれしいおすそ分けがあり感謝。お酒もすすみます。
タラノメの天ぷらは食べておかないと春は始まりません。
すりおろした山ワサビなら、風味で一杯、口に含んで
一杯と、飲む手がとまりません。
もう少しすると、アイヌネギ(行者ニンニク)や、とびっ
きりおいしいトマトも出てきます。おいしい野の物、山の物
があるという幸せ。やはり旬の物は一番。時には季節はずれの
おいしくないものもありますが、季節を感じ取れないという
感性は、不幸にさえ思わされます。旬の物を旬に食べる。丹精
込めて作られた農作物は、おいしくいただきたいものです。
。
5月12日号、1902号も無事に発行
気温が低かったり、すっきりしない天気が続いたりと、
桜は咲いたものの、あまり花見気分にはなれない感じ。
13日の桜まつりはあいにくの雨でしたが、多くの子ど
も達が集まり楽しそうに遊んでいたのは良かった。
ようやくまちでも催しが増えてきており、あとは天気
がよくなることを願います。
そんなところで今週は次のような感じで。
●市区町村別生命表。美瑛町民の平均寿命は?
元気で長生きに向け、データヘルス計画で健康管理
●美瑛地区統一メーデーでデモ行進
●美瑛町新農業人激励のつどい/●丸善グループ安全大会
●MIX小学生バレーボール大会で美瑛の少年団混合チームが準優勝
●美瑛エコスポーツ実践会定期総会/●聖台ダム公園で親子お花見会
●受け継がれてきた絆を大切に。明徳小学校、佐藤校長
その他もろもろ
白金ビルケの森に、町内2つ目となる道の駅が新オープン。
土曜にには、にぎやかにセレモニーが開かれ、賑わいました。
ここを拠点に、今年から白金地域の再開発が進められます。
観光客の利便性を高め喜んでもらえるよう迎える体制を
整えるのはよいのですが、野山の環境はあまり影響を与え
てほしくないもの。自然あっての田舎の良さかなと。
美瑛町は近年、農業に次ぐ第2の産業の柱にしようと、観光
に力を入れているところですが、先月マイルドセブンの丘の
木が伐られたように、農業者と観光客の軋轢の課題は、まだ
残されたまま。160万人とされる観光客の在り方も含め、そ
ろそろ少し立ち止まってみることも必要なのかなと思わされます。
5月5日号、1901号も無事に発行
大型連休に入りましたが、普段通り新聞は発行。でも実は大変なん
です。美瑛町は東京23区と同じくらいの広さがあり、すべてを自分
で配達するのは難しく、市街地から遠いところは郵送しています。
しかし郵便局も連休中は休み。連休前の2日に仕上げて郵便局に持
ち込まないといけなく、前倒しして原稿を書き制作。2日の夕方に
何とか郵便局に持ち込むことができ一安心。自分で配達する分は、
本日、配ったのですがなかなか好評をいただき自己満足。読者の
反応がダイレクトに返ってくるのは地方紙の楽しみでもあります。
そんなところで今週は次のような感じで。
●合同所管事務調査で町議会議員が15か所の事業を視察
・四季の交流館は宿泊施設に改修。設計先行の事業進行に疑問の声
・白金エリア再構整備築事業。青い池に売店やトイレ設置
・びえい白金ビルケ改修部分は「ファーストフラッシュ」出店
●美しい村づくり協議会総会/●町遺族会総会/町防犯協会指導員総会
●知識と経験をもとに活躍。町高齢者事業団総会/●心とことばを育てる研修会
●NPO法人くらしの助けあい総会。高齢者や障がい者の暮らしを支えて15年
●5月の図書館はおもしろい。特典付きイベント盛りだくさん。
●すずらん大学で、世界的理学博士で美瑛郷土学館天文台の佐治晴夫台長が講演
その他もろもろ
立て続けに北海道に来ている、ありがたくない低気圧の影響もあり、連休中の天
気はイマイチですが桜はよい感じ。美瑛も本州ナンバーの車がすごく増えていて、
住民の立場からすると事故が怖くて車に乗るのを控える感じ。観光地とされてい
る以上は仕方ないですね。ただ、外国人観光客による観光マナー問題や、プロ写真
や写真愛好家を名乗る方々による占有や、タバコの吸い殻しか落としていかない
という観光公害を訴える声の方が大きく、費用対効果よりもデメリットが大きいと
を町民が感じているのが難点ですが…。
5月13日は憩いケ森公園で桜まつり。金貨チョコや桜色もちまきをはじめ、大判ふ
るまいの参加型イベントもあり、桜は終わったかもしれないけれども子どもたちが
楽しめる企画が盛りだくさんです。6月10日開催の美瑛ヘルシーマラソンも参加受
付中。今年も美瑛は賑やかになってきました。
4月28日号、1900号も無事に発行
今回で1900号。復刊から193号目となりました。今年で
5年目なので、4年間で193号となると、発行は1年で概ね
48号くらい。これを考えると、1900号とするには40年ほど
かかる計算。この新聞の長い歴史を改めて実感しているとこ
ろです。節目の2000号は計算上では再来年あたり。一つひ
とつ積み上げながら、何とか到達したいものです。
2000号に向け、今週は次のような感じで。
●美瑛有数の人気ビュースポットに異変。マイルドセブンの丘で大幅間伐
●町内に2つ目の道の駅。道の駅びえい「白金ビルケ」登録
●町老人クラブ連合会定期総会/●町文化連盟定期総会
●町体育協会評議員会/●美瑛ゲートボール連合総会
●町防犯協会総会/●小学校で交通安全青空教室
●十勝岳愛護少年団入団式
●美瑛消防署、春の火災予防運動。
こども防火教室、少年消防クラブ街頭啓発活動
●美馬牛いちばん星。ひきこもりお茶会で餃子つくりサロン活動
●創設50周年で地デジテレビも。丸善グループが町立病院に寄贈
その他もろもろ
この時期、イベント関係は少なく、ほぼ各種団体の総会などを
回っています。総会を聞いていると、各団体の1年の動きが分かる
ので、なるべく行くようにしているのですが、日にちや時間が
重なることが多く調整がたいへん。
そんな中で、観光客も多く立ち寄る人気スポットのマイルドセブン
の丘の防風林が、3分の2近く伐採。樹齢60年近くなっており、
倒木の危険が高まったことで地主さんが決断されたもので、以前の
様子からはだいぶん景色が変わってしまいました。写真愛好家や
観光客には喜ばれていた一方で、農地が日陰になったり、農地に
枝が落ちる、道路への駐停車・農地への無断立ち入りといった
観光マナーの悪化など困った状態が続いていたこともあり、
農業と観光の問題、難しいですね。マイルドセブンのCMに使わ
れたことで有名になったのですが、現在の景観ではマイルドセ
ブンの丘としてのPRは難しいかも。
当ホームページもスライド画像に入っていたのですが、ひとまず
外しました。これで2枚目の削除。このところ急にビュースポット
として親しまれてきた景観が失われてきており、心配な部分は
あります。美しい美瑛の丘の風景が、この先も守られていくこと
を願います。
4月21日号、1899号も無事に発行
美瑛はこのところ晴天続き。やっと春らしくなりました。
農業経営者の方々も、「これから忙しくなる」と言いながら、
畑や田んぼの準備をしながら笑顔。色々と大変なこともあり
ますが、やはり農業が好きなんだなあと、ありがたく思いま
す。今年もよい出来秋に向けてスタートです。
そんなところで今週は次のような感じで。
●日本ジオパーク認定に向け再スタート。
十勝岳ジオパーク推進協議会定期総会
●郷土の資源を生かして。美瑛学推進協議会設立
●丸善建設創立50周年。感謝を込めてまちに寄付金贈呈
●自主防災組織の設置呼びかけ。行政区長・町内会長会議
●少年団育成連絡協議会総会/●町青年会議定期総会
●コミュニティスクール実践活動。町建設業協会が美瑛小で除雪
●郷土学館「美宙」白樺樹液の採取体験大好評
●高齢者生涯学習すずらん大学入学式・始業式
●町商工会経営発達支援事業説明会
●開業30周年ホテルパークヒルズ、宴会場などリニューアル
●レスリング強豪復活に期待。
かおりカップで美沢小1年の本山君が銀メダル その他もろもろ
白樺樹液の採取体験、同行させてもらったのですが、参加した子ども
達はまさに興味津々。「水が出た!」と実に賑やかでした。この時期
にしか採れないということで、私も初めて白樺樹液を試飲。ちょっと
甘いような、でもほぼ水。場所や時間など色々な条件で味が変わるそ
うなので、来年を楽しみにします。カエデやクルミはもっと甘いとの
ことで、飲んでみたいもの。ちなみにこの日の白樺樹液の糖度は、
0.5度くらい。しかし煮詰めるとシロップになっていました。
糖度計で糖度を調べる時、「畑でも甘い作物が採れるよ」との問いか
けに、メロンやスイカかなと思っていたら、一番に手をあげた小学3
年生の子どもが「ビート!」と見事な解答。さすが美瑛の子どもと
感心させられました。美瑛はビートも多く作られています。
ちなみに九州出身の私は、恥ずかしながらビート(甜菜=てんさい)
という作物を北海道に来てから初めて知りました。砂糖の原料です。
そんな楽しいこともある一方、美瑛の景観では残念なことがまた起き
てしまい、うーん難しいなあと思いながら取材を進めているところ。
美瑛は丘陵地の農地景観が素晴らしいことで写真はもとよりCMやテ
レビ、映画など色んなメディアで発信され、人口1万人のまちに170
万人も観光客が訪れるようになったのですが、そろそろ農業を観光の
道具に巻き込むのではなく、地域の魅力を地域の人が理解しあいなが
ら、正しく楽しく伝えていくことが必要なのかなあと。まだあまり騒
がれていませんが、情報が入ったら大手新聞社やテレビなどのメディ
ア関係で取り上げられそう。住民と大挙して訪れる観光客の問題。
どこの観光地も頭が痛いところですね。まずは次号でお伝えします。