インフォメーション
10月13日号、1923号も無事に発行
ようやく晴天が続くようになった美瑛町。といっても十勝岳の
山頂は冠雪。風景としては紅葉と相まって美しい山容となって
います。十勝岳は、紅葉時には紅と黄と緑の3色の色合いを見
ることができるのですが、今年は特に紅色が鮮やかなように
感じます。美瑛神社や役場前の紅葉も色鮮やか。北町の銀杏
並木もきれいです。でも紅葉はもうすぐ終わり、冬がやって
きます。1年が早いなあと思いながら今週は次のような感じで。
●観光・商工業の被害推計額1億1000万円以上。
町商工会が停電被害状況を取りまとめ
●町内外から多くのファンの惜しむ声
こだわりの味「山里みそ」一般販売終了
●美瑛中吹奏楽部定期演奏会/●JAびえいパークゴルフ大会
●美瑛ロータリークラブが車両協力。美瑛消防署で車両救出訓練
●小学生ボランティアもお手伝い。「ゆーすフェスタ」盛況
●格闘技フェスタで熱戦に歓声/●美瑛の教育を考える会後援会
●美瑛選果・ふるさと市場で感謝祭 その他もろもろ
例年こに時期は学芸会くらいでネタ集めに苦労しているのですが、
今年は土曜日にいくつもイベントが重なっており、時間に追われる
週末となっています。昨日の土曜日も子ども陶芸展表彰式をはじめ
5つのイベントが別々の場所で行われ何とも慌ただしい一日。
何もないよりも忙しい方がいいのですが、写真を撮ったら次の場所
と、つまみ食いのような取材になってしまうのが残念。こういう時、
ひとりだと厳しいなあと。それでもまちが賑やかなのはよいこと。
秋のおいしいものが勢ぞろいしている農産物直売所もおすすめ。
美瑛に来たときは、ぜひお立ち寄りを。
10月6日号、1922号も無事に発行。
1週お休みをいただいたこともあり、今週は2ページ増量で
発行。イベントも多かったことで休んだという感じではなく、
相変わらずバタバタしながらも仕上げることができました。
週末の金・土曜日は天気がよく、ゆきむしの舞う姿があちこ
ちで見受けられ、もう雪の季節かと…。ゆきむしは、秋の天気
の良い日に風に乗ってトドマツの木からヤチダモの木に移動。
6月頃には逆にヤチダモの木からトドマツの木に移り住む不
思議な生き物。名前の由来通り、白いふわふわとした綿毛を
付け舞う姿と、ゆきむしが舞うと雪が降るといわれるように、
秋のイメージが強いのですが、初夏にも舞っています。
それにしても今年は、干ばつ、大雨、台風、地震と自然災害
が多く、ほとんど夏が感じられないまま経過。紅葉がきれい
になってきたと思ったら、本日は台風の影響で朝から雨風。
美瑛はまだそんなに荒れてはいないのですが、冬が来るなあ
と思わされるどんよりとした日曜日です。
そんなところでボリュームアップの今週号は次のような感じで。
●美馬牛地区敬老会で小中学生もご長寿を祝福
●元気で長生きを祝して。100歳のご長寿を表彰
●赤い羽根共同募金活動スタート
●丘のくらにこにこ収穫祭大盛況
●こども陶芸展受賞作品決定
●丘のまちびえいセンチュリーライド開催
・ゲストライダーと交流。プレミアムライドも好評
・交換会ではおいしい地元料理で参加者をおもてなし
●美瑛町建設業協会安全パトロール
●美瑛高校キャリア教育/●旗の波で交通安全をアピール
●美瑛小児童が外国人観光客に外国語でインタビュー
●美瑛東小、すずらん大学交流会
●どんぐり保育園食育活動。親子一緒にカレーづくり
●今年も予定枚数を上回る大人気。プレミアム商品券発行
●十勝岳ジオパーク構想モニターツアー好評
その他もろもろ
第6回目を迎えた「こども陶芸展」。今年から当紙も協賛に
加わったことで、協賛賞として「びえい新聞賞」も仲間入り。
どの作品が選ばれるかなと思っていたら、千歳市の中学生が
作った「ロードバイク」のオブジェ作品で、とてもよい感じ
でした。13日が表彰式で、応募作品は20日まで、丘のまち
交流館「ビ・エール」で展示されています。
この時期は農作物直売所がとにかくにぎやか。おいしい農作
物が勢ぞろいしています。そんな中で残念なニュース。
朗根内地区周辺の農家の女性たちが、地元産にこだわり手作
りしている名物「山里みそ」が、今年度分で一般販売終了と
なってしまいました。町内の学校給食でも使われており、
学校用は引き継がれましたが、道の駅や直売所での一般販売
用は昨年仕込み分がなくなったら終わり。町外でも人気となっ
ている美瑛の隠れた名産品、ソウルフードで、この味噌を味わ
えなくなるというのは残念。買占めが起きないようにと、現在
は1人1個限定で販売。ひとまず私も1個キープ、話しを聞いて
きました。理由は作り手たちの高齢化によるもの。
最後だとあまり広めるとお客さんが殺到するので、ひっそりと
終わりたいとの意向もあるのですが、直売所では口コミで聞い
た様子で、すでに味噌を求めるお客さんがいっぱい。関東関西
からも注文の電話がきているそうで、多くの人々に愛され続け
てきた味噌なのです。買ってきたけど、最後となると食べるの
がもったいない。この内容は次号で掲載します。
9月22日豪、1921号も無事に発行
美瑛は何とも天気が不安定。気温も下がっています。
震災の影響もまだあるようで、観光バスの姿をあまりみかけなく
なりました。特に海外の観光客の姿を見かけず駅前なども普段よ
り静かな感じ。
そのような中、週末は2日間にわたって自転車の一大イベント「セン
チュリーライド」が開催。今年はエントリー数が少なめでしたが、
それでも1000人が参加。雨が降ったり晴れたりと微妙な天気で、
気温も低くコンディションはけっこうハードでしたが、出場者は
楽しめたようです。
そんなとことで今週は次のような感じで。
●受け継がれる美瑛発展への思い。開拓記念式典で功労者表彰
●町郷土史料保存会で旭農場の史実を再検証
埋もれたパイオニア小林直三郎の研究資料が寄贈
●市街地区敬老会で長寿に敬意
●家族も一緒に長寿を祝福。美瑛慈光園敬老会
●美瑛中、美馬牛中で文化祭開催
●十勝岳愛護少年団が交通安全を呼びかけ
●世界ジオパーク公認ガイドが講演
●北海道150年若者映像コンテスト
地方路線存続を鉄道映像でアピール
町内の高校生、柳本さんグランプリ受賞
その他もろもろ
土・日曜のセンチュリーも無事に終了し、振り替え休日の月曜日、
ジオパークガイドの体験会に同行取材し、久しぶりに山登り。
以前は日帰りで周辺の山をよくうろうろしていたのですが、新聞
をはじめてからは時間的余裕がなくまったく足を運んでおらず、
5年ぶりくらいに山行。十勝岳の安政火口までに片道1時間ほどの
トレッキングで、紅色、黄色、緑色の3色の紅葉がすごくきれいで
した。時折、雨風が強くなるあいにくの天気だったものの、それ
も含めて楽しめました。下山後は凌雲閣で温泉。上富良野側から
の十勝岳登山の定番で、何かすごく懐かしい感じ。
帰ってから、冠雪したとのニュースも流れましたが、黒岳にもちょっと
行ってこようかなと…。山はいいですね。今の時期、北海道の山は
どこも紅葉が見ごろです。
なお当紙は、毎年3月と9月の最終週の2回だけお休みをいただいており、
9月29日号は休刊。昨年は休みなしになってしまったのですが、今年は
お休みをいただきました。次号は10月6日号になります。
休みといっても取材や通常業務はやっているのでオフではないのですが、
何しろ伝票類が溜まっており、この処理に追われる次第。山登りは無理
かなあといった感じでしょうか。
9月15日号、1920号も無事に発行
先週の停電から、まだ乳製品などの品薄状態が続いていますが、
ひとまず日常生活は取り戻している美瑛町。ただ、観光客の
姿はかなり少なく、まちが静かな感じです。
今週号は、地震の関係で先送りした分の記事の掲載。2ページ
分はできていたので、先週がたいへんだった分、少し楽をさせ
てもらいました。このところは秋晴れが続いており、夜は
肌寒い感じで着実に冬が近づいてきているのかなと。今年は
本当に短い夏でした。そんなところで今週は次のような感じで。
●文科省委託事業「日独学生青年リーダー交流事業」
ドイツ人学生達が町内で様々な体験交流
●世界各国の文化や風習を子ども達が体験「地球ふれあい広場」
●子ども神輿や子ども相撲で元気な歓声。各地域で伝統の秋祭り
●弱者おきざり。酪農や観光に大きな痛手
北海道胆振東部地震に伴う大規模停電で見えた災害対策の課題
●教育関係者が特別支援教育に共有理解/●小規模校3校で合同学習
●子ども支援センター育児講座/●美瑛東小で授業にCSサポーター
●丘のくら、にこにこ収穫祭9/29開催 その他もろもろ
町内の各地域で五穀豊穣を祝う秋祭りが開催。子ども神輿など元気な
声が響いています。今週は中学校で文化祭。演劇もすごく力が入って
いて感心させられます。美瑛の中学生はというよりも、今どきの
中学生は何とも素直な印象。一生懸命でいいなあと。
一方で3年連続絶好調が続いていた農業も、今年は低温や長雨なども
あり、出来秋はかなり心配な状況。地震の影響で観光もかなり落ち込
みが予想されています。とは言うものの、連休に旭川で行われた食の
一大イベント食べマルシェはすごい人出。今週末は美瑛でスポーツ自
転車の一大イベント「センチュリーライド」があり、賑やかさを取り
戻してもらいたいもの。火星が近づく年は何かと異変が起きると言わ
れているようですが、この先は平穏に過ぎてほしいですね。
9月8日号、1919号は少し遅れて発行
ご存知の通り北海道胆振東部地震。驚きました。
有珠山噴火の時もそうですが、以前、胆振・日高方面の公的機関の
広報誌を担当していたことあり、かなり取材で通ったことのある地
域。被災地の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
美瑛も午前3時頃に揺れを感じて目を覚ましたのですが、その前に
午前2時頃、仕事をしていてそろそろ寝ようかと思ったところ窓の
外が急に光り、間をおかず大きな雷。雨が降っているわけでもなく、
不思議に思っていたのですが、天と地と何か関係があったのかなと。
美瑛は地震動による被害はなかったのですが、未明からの停電が
たいへんでした。早朝からコンビニやスーパーは行列。カセット
コンロ用のガスボンベやランタン、電池などがないと、緊迫した
表情の方々を多く見かけました。当紙も電気がないと部屋にいても
仕方ないので自転車で町内をうろうろ。色んな話しを聞くことが
できました。停電はすぐには回復せず6日は夜は町中が真っ暗。
星はすごくきれいでしたが、皆さん不安な夜を過ごしたようです。
当紙6日は印刷日だったのですが、原稿の仕上げができず手書きで
準備。水道やプロパンガスは出るし食料も十分。ガスランタンもあり、
数日は生活には困らない状況でしたが印刷できないのが困ったもの。
早いところでは7日未明に電気が復旧したところもありますが、
当紙は7日午後5時にようやく復旧。それから急いで新聞を仕上げ、
明け方に印刷。発送準備や折る作業などもあり、8日午後に1日遅れで
出来上がり配達に奔走した次第。号外のような慌ただしさの中で仕上
げた内容は次のような感じ。
●北海道胆振東部地震特集。美瑛町内の動向
全戸停電。まちから灯りが消えた日
・食料品やガソリンをはじめ町内店舗に朝から長蛇の列
・電気が使えない状況に困惑。充電スペースに多くの町民
・先行きの見えない長引く停電に「まだなのか」と住民も苛立ち
●風評被害などの影響も危惧。停電で町内経済が一時停滞
●公式ツイッターは半年以上も放置
停電で露呈した町の未熟な情報発信力
●ヤフーハックキッズキャンプ/●小学生がジャズ演奏を鑑賞
●詩集体験教室くるみボタン作り/●町GB連合会長杯
●美瑛中吹奏楽部、北海道吹奏楽コンクールで金賞
その他もろもろ
地震特集、当初は予定していたフロントページ1ページの差し替え
でと思っていたのですが、取材時間があったことでいろいろと
欲が出てしまい、2ページ差し替えとなりました。
おかげで時間はかかってしまいましたが、一般町民は町内の状況が
あまり伝わっておらず、新聞を出してくれてよかったと声をかけて
もらい情報発信は大事だなと改めて感じました。かなりたいへんで
したが…。停電の間、情報を持っていると思われているのか、携帯
電話もひんぱんにかかってきて、ふと見るとメールも溜まっている
状況。充電を心配しながら対応していましたが、多くの方々が情報
不足で先行きも見えず、不安だったんだなあと。
災害時の教訓にしておきたいと思います。早く電気が復旧したとこ
ろの方から、うちで仕事していいよと声もかけてもらうこともあり、
ありがたい限りです。こういう助け合いはうれしいもの。
美瑛町内は、8日には電気は完全に復旧し、コンビニやスーパーは
品薄状態ですがほぼ通常の生活に戻っています。厚真町をはじめ、
被災地のできるだけ早い復旧をお祈りします。