インフォメーション
7月21日号、1912号も無事に発行
連休明けの17日の朝、猟友会の方から「クマとれたぞ」との電話。
「すぐ行きます」と大急ぎで運び込まれた解体場へ。今年は町内で
のヒクマの出没情報が多く、以前から地元のハンターの方にクマの
駆除があれば連絡をとお願いしていたのが、やっと実現しました。
通常はクマがいても威嚇だけで山へ追い返すのですが、この日は
児童が登校した後にグラウンドそばに出たとのことで、学校に緊張
が走り厳戒態勢。児童の安全第一と町で許可、駆除となりました。
間近で野生のクマを見るのは初めて。2歳半くらいで小さいと言っ
てましたが、立ち上がって手を伸ばすと1m80㎝ほどはあり、手の
爪は長く鋭く、大人でも立ち上がって襲われたらひとたまりもない
といった感じ。怖さを実感しました。
解体もなかなかの迫力。クマの腹の中はかなり臭うよと聞かされま
したが、そんなに臭いを感じることはありませんでした。以前、
ハンターの方に、エゾシカの駆除の同行取材させてもらったことが
あるのですが、きちんとしたハンターの人たちは本当にすごい。
同じ駆除でも、やはりワナや巻き狩りよりも、気づかれないうちに
仕留めるクリーンキルの方が動物にとっては少しは幸せなのかなと。
特にクマは、手負いにしたら非常に危険なので、今回も1発で仕留
められました。ハンターの腕です。
そんなところで今週は次のような感じで。
●児童登校後の明徳小敷地内にクマ出没
猟友会、今年7頭目のクマ駆除。
●四季の橋・花園アンダーパス交差点で車の横転事故
魔の交差点に安全対策を望む声
●どかんとビアパーティー。賑やかに町民が交流
●建設業協会「安全パトロール」/●老人クラブ連合会GB大会
●道警音楽隊が美瑛中吹奏楽部と合同演奏
●水鉄砲合戦に熱中。町少年団スポーツ交流会
●いちばん星で子育てサロン その他もろもろ
これまで数え切れないくらい記事を書いてきましたが、シカ駆除
の同行取材のルポは、自分の中ではかなり上位に入る好きな記事。
いろいろなジャンル、タイプの記事を書いてきた中で、ルポ系の
記事が一番向いているのかなあと。書いたことを忘れている記事
が多いのですが、不法投棄、児童虐待、違法薬物をはじめ印象に
残っているものは、今でも取材時の状況までも覚えています。
いずれもルポルタージュ。今の新聞でも書き方はあまり変わって
いないので、新聞らしくないと言われることもあるのですが、
週刊誌ですと言い訳。おもしろいと思って書いている記事は、
やはり素地が出てしまうもの。それがいいと言ってくれている
読者の方も多いので、これからもそのやさしいお言葉に甘えさ
せていただきます。