インフォメーション
3月28日号、1992号も無事に発行
新型コロナウィルス、美瑛町内の感染者は3人で止まっていますが、
まだまだ自粛は続いており、相変わらずまちなかには人影がまばら。
ただ屋外の観光地には多少の観光客が来ている様子です。
町内では総会や各種会議、イベントなど人が集まるものはすべて
中止。小中学校の卒業式も卒業生だけといった感じ。本当に取材
するものがなく困ったものです。
そんな中で先週は休刊としましたが、ある告発文書が届き慎重に
取材を進めていた次第。内容は3年前に美瑛消防署内で起きた、
パワハラ・不祥事騒動が今回の人事で再燃する心配があるという
もの。なかなかデリケートな問題だけに、どのように扱うか気を
使った部分もあるのですが、ひとまず記事としてまとめました。
消防署内の騒動。口封じの圧力がかからなければよいのですが、
その雰囲気はありそうです。
コロナの話題しかない中で、少しザワザワとさせる話題となった
今週号。今後が注目されます。
そんなところで今週は次のような感じで。
●美瑛消防署内の結束崩壊の危機が再燃
握り潰された上申書
●役場組織機構改編で新体制に
●会期中は傍聴席をシャットアウト。
町議会定例会、最終日に緊急質問
●町緊急経営支援対策事業。中小企業向け融資制度
●新型コロナウィルス。情報なく町民から不満の声も
美瑛小卒業式では保護者が校舎前で祝福
●休園中の美馬牛保育所での活動に子ども達が大喜び
満天の丘びばうし「いちばん星」お楽しみ会
●ユニットタイプで火葬炉を4基¥に増設
大雪葬祭場 新施設整備計画
●丸善建設がまちに寄付金を贈呈
●町民は1年間料金免除の負担軽減措置
青い池駐車場4月1日から有料化スタート その他もろもろ
美瑛町内もすっかり雪が融け、町内の移動に自転車を使い始
めました。例年よりもかなり早い感じです。
それにしてもコロナで観光客がほとんどいない中で、いきな
り始めてしまう青い池駐車場有料化。先日の外郭団体のパワ
ハラ申し立てに続いて今回の消防署内での騒動、試験期間も
ない中で突如として始めてしまう青い池有料化、4月1日か
らは各公共施設等の使用料の値上げなどもあります。
何か行政の様相におかしなものが見えてきている感じで、
よろしくない方向かなあと。よいまちに向かっていくことを
願いたいものです。
3月14日号、1991号も無事に発行
天気が良く外出日和なのに人通りが少ない。新型コロナウィルスの影響
はまだまだ続いています。美瑛は3人目の発症以降、感染者は確認され
ていませんが、自粛は呼びかけられおり小中学校は休校、公共施設など
も利用中止または利用制限がかけられています。白金温泉も2つのホテ
ルが休業。飲食店も休みにするところも出てきていますし、お客が来
ないと嘆く声ばかり。卒業式のシーズンですがこれもかなり小規模で
との流れ。これだけ動きがないと、当紙も記事にするネタがない。
そんな中で美瑛町も、国からのマスクの優先配布先となり、7枚入り
6セットのマスクが全世帯に配布。私のところにもマスクが郵送され
てきました。人口に占める感染者の割合が多いところから優先的に
マスクが配布されているもので、「助かる」といった声も多く聞か
れます。それでもマスクなしで出歩ける環境がほしいもの。早く対
抗薬ができて終息してほしいと願います。
そんなところで今週は次のような感じで。
●長引く自粛に客足も遠のき各種産業が困窮。
町内の経済活動に大きな打撃
●美瑛町にも各世帯にマスクが優先配布/●国による各種支援策も拡大
●全員マスク着用。傍聴席は立ち入り禁止。町議会9人の議員が一般質問
●日本ジュニア管打楽器コンクール予選通過。
美瑛中吹奏楽部の味戸さん本選考会に選抜
●危機意識の低さに町民からも違和感
萌育実生産組合実習生が町長訪問
●歴史シリーズ。今だから言えること
役場庁舎新築移転問題でまちが大揺れ
安藤町長の叶わなかった願い
●いぶし銀の技で安心・信頼の仕事。お役に立ちます。高齢者事業団
●インスタントカメラバトンリレー作品展
●びえいヘルシーマラソン。参加申し込み受付中! その他もろもろ
ウラ話しを含めて歴史を振り返る「今だから言えること」。町史などには
掲載されていない内容を、当時を知っている方々への聞き取りを中心に伝
えていこうというもの。以前からいろいろと面白い話を聞いており、いつ
か書いてみたいなあと思っていたのが今回、紙面が空いたことでやってみ
ました。1980年代に大きな話題となった役場庁舎新築移転問題。本当は
3回くらいにわけて書くつもりだったものの、無理して1回でまとめたも
ので、反省すべき面はあるのですが、「面白かった」と連絡してくれる人
もいて好評だったようです。紙面に余裕がある時に、これからほかのもの
も掲載していきたいなあと。
年度替わりには書類の整理などもあることから毎年、お休みをもらってい
るのですが、今年は記事にする内容がないこともあり、前倒しして来週を
お休みにしました。取材など通常業務は続けているので、何かありました
らご連絡を。
3月7日号、1990号も無事に発行
あと10回で2000号達成。週刊なので月4~5回、年間で50数回ほどの
発行、単純に数えても40年ほどかかる計算。改めて歴史を感じさせら
れます。私が復刊させてもらったのが2014年の6月号から。1707号な
のでそれから数えても283回、発行してきたということ。自身でもあ
と17回で300回となるかと思うと、今年はびえい新聞にとっても記念
の年になるなあと思うところ。
しかしそんな中でも、今回の新型コロナウィルスの影響はかつてない
困った状況。美瑛町内でも、経済や教育、文化・スポーツをはじめ、
すべての社会活動が自粛ということでストップ。まちからも人の姿が
消えており、とにかく取材するものがない。今週の紙面をどうしよう
と苦慮しています。それでもまちの人たちも情報がなく不安に思って
いる様子で、普段通りの週末を感じてもらえるのか「びえい新聞やっ
てたね」と声をかけてくれることが多々あり、ありがたいことです。
なるべくなら進展のない新型コロナウィルスの話しよりも、違う話題
を多く掲載したいなあと思いつつ、今週は次のような感じで。
●クラウドファンディングの新チャレンジ。
美瑛の美しい農村風景を後世に残すために。
規格外廃棄野菜の活用プロジェクト
●新型コロナウィルス。先行きの見えない自粛に不安も拡大
町内の経済活動に深刻な影響
●傍聴席立ち入り禁止の異例の対応
美瑛町議会定例会。役場組織の機構改革も審議
●角和町長が町政執行方針
●議案議決の承認に向け代議員署名手続き
農民連盟定期総会、感染防止に配慮
●商店街活性化事業は60%減と大きく削減
2020年度予算案92憶8200万円を計上
●角和町長直属。新補助金法人設立準備会
「エコひいきします」と明言
●十勝岳で火山性地震が増加。30年周期にも警戒が必要
●本の貸し出しと返却はOK。町図書館で特別展示
●ひっそりと消えていく名木たち。家族の木も思い出の中に
その他もろもろ
まちの危機管理の在り方に、かなり疑問を感じるところもあり、辛口
の論調の記事が多くなってしまった今週号。しかしこういう緊急時に
は、人の本質というか、資質が表れてくるものだなあと。
町内の商店や事業所に話しを聞いて歩く中で、ゴミ回収を請け負う清
掃業者さんから「事業系のゴミが減った」との話し。ホテルやペンシ
ョンなどの宿泊施設や飲食店にお客が来ていないことを示したもので、
消費の低迷が廃棄物から分かるということ。リアルな経済状況が廃棄
物・ゴミの量に現れるという、経済とゴミの関係性を改めて実感させ
られました。勉強になります。
それにしても早く収束して普段の美瑛町が戻ってきてほしいもの。
紙面が空いていることで、やりたかったシリーズ企画も始めてみよう
かなと思っている次第。うまく取材が進めばの話しですが、次号を
お楽しみに。
2月29日号、1989号も無事に発行
幾つかのよい出会いもあり、いい気分で迎えた日曜日の夜。機嫌よく
晩酌し風呂も入りゆっくりしていた夜8時30分頃に役場から電話。午
後9時45分から緊急記者会見を開くとの連絡。仕方がないのでコーヒ
ーをがぶ飲みして酔いを醒まし、雪の降る夜道を歩いて役場まで。
会見の内容は、町内から新型コロナウィルス感染者が出たというもの。
これが始まりで現在のところ、町内から3人の発症者が出ています。
町内では保育園・幼稚園・小中学校すべて臨時休校。イベントや会議
なども中止。外出の自粛が呼びかけられています。快晴であたたかく
雪融けも進んでおり、穏やかな観光日和なのですが人影はまばら。飲
食店も閑散としており、地域経済の影響はかなり大きくなりそうです。
町の危機感の薄さや初動体制の遅さなどについて、今週はけっこう手
厳しく書かせてもらいましたが、町民の生命がかかっている問題。
人口1万人にも満たない小さな町から3人も発症者が出ているのですか
ら、緊張感をもって対応にあたってほしいものです。
そんなところで今週は次のような感じで。
●感染者発症でも会見では危機感薄く。町内で新型コロナウィルス確認
●休校で子どもは誰が見る?地域経済、住民生活に大きな影響
●十勝岳噴火総合防災訓練で関係機関が連携
●ほの香で高齢者の避難手順を確認
●町老人クラブ連合会介護予防研修会
●町社会福祉協議会コミュニティづくり研修会
●全日本スノーモービル選手権美瑛大会。
モンスターマシンが美瑛で迫力のジャンプ
●さくら会2周年特別企画で充実の意見交換。
不登校経験者の高校生たちが本音トーク
●続報 町民の記憶とやさしさがつないだ父娘の絆
尋ね人の消息に町内から大きな反響
小学校や中学校で不登校を経験した現役高校生4人による本音トーク
ショー。かなり良かったです。不登校への理解の低い教育現場での
よろしくない対応などのリアルな話しもあったほか、一緒に来てい
た高校生たちの親の本音トークもあり、不登校の当事者にどのよう
に向き合っていけばよいのか、色んな角度からの考えを聞くことが
できるよい機会になりました。今回は定員20人ほどでしたが、もう
少し広い会場で町内の教育関係者にも参加した形で、また開いても
らいたいなと思うところ。
それにしても新型コロナウィルスの影響で、町内から全ての催しが
なくなり、今週号の記事をどうしようと頭を抱えている次第。震災
なら復興までの予定がある程度は見えてくるのですが、今回のウィ
ルスはいつ収束するのか先が見えないだけに厄介。この記事だけで
4ページの紙面を埋められるわけでもなく、困ったなあと。
町内の薬局などでも、マスクや消毒液の品切れの張り紙を目にしま
すが、町内は平穏な感じです。この先どうなるのか。早く収束して
賑やかな美瑛町が戻ってくることを願います。
2月22日号、1988号も無事に発行
あまりにも色んなことがある過ぎた先週。公私ともども色んなこと
があり過ぎて更新を忘れておりました。まずは少雪の影響でコース
や距離を変更して実施された宮様国際スキーマラソン。3年ぶりく
らいに元同僚のデザイナーコンビに再開。独立してデザイナーとし
て活躍、アーティストとしてがんばっているコンビで、お互いに
何とかやれていて良かったねえと懐かしい話しも。
さらに月曜日の夕方に、想像もしていなかった意外な訪問者。10
年ぶりとあって最初は誰か分からず失礼しましたが正体が分かり
びっくりです。10年ぶりといっても時間を感じさせず話しが盛り
上がり楽しませてもらいました。ありがたい。
さらにこの週に尋ね人の記事を掲載したところ発行翌日から電話
が鳴りやまないほどの大反響。海外で生き別れになった娘さんが
美瑛出身の父親を探しているというもので、おかげで無事に見つ
かりました。まるでドラマのような展開で、あまりの反響から今
週、続報を出させてもらいました。
そんなことがある中で今度は町内から新型コロナウィルス発症。
ひとまずこの週は次のような感じで。
●北海道子どもかるた大会で選手宣誓も。
小学生3位入賞!美瑛のチームが活躍
●町内唯一の弁護士事務所が開設
●宮様国際スキーマラソン668人が完走/●交歓会で選手たちを歓迎
●スキーマラソン特別企画「トークショー公開ラジオ録音」
●びえい青葉幼稚園おやじの会交流イベント
冬の外遊びに親子110人以上が参加
●美瑛学講座「小林直三郎と旭農場」
●町交通指導員講習/●美瑛小学校で幼保体験交流
●「美しい村を描こう」作品展
●尋ね人 生き別れた美瑛出身の父に会いたい
海を越えて届いた娘からの切なる願い その他もろもろ
尋ね人、生存の有無さえ分からなかったところから始まったのですが、
何とも町民パワーのすごさを見せてもらいました。思い出話もたくさ
ん聞かせてもらい、本当に良かったです。町役場は、個人情報は教え
られないと一蹴。人情味のないお役所仕事の対応だっただけに、余計
に町民の方のあたたかさを感じられました。
美瑛は本当にいいところです。