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4月21日号、1899号も無事に発行
美瑛はこのところ晴天続き。やっと春らしくなりました。
農業経営者の方々も、「これから忙しくなる」と言いながら、
畑や田んぼの準備をしながら笑顔。色々と大変なこともあり
ますが、やはり農業が好きなんだなあと、ありがたく思いま
す。今年もよい出来秋に向けてスタートです。
そんなところで今週は次のような感じで。
●日本ジオパーク認定に向け再スタート。
十勝岳ジオパーク推進協議会定期総会
●郷土の資源を生かして。美瑛学推進協議会設立
●丸善建設創立50周年。感謝を込めてまちに寄付金贈呈
●自主防災組織の設置呼びかけ。行政区長・町内会長会議
●少年団育成連絡協議会総会/●町青年会議定期総会
●コミュニティスクール実践活動。町建設業協会が美瑛小で除雪
●郷土学館「美宙」白樺樹液の採取体験大好評
●高齢者生涯学習すずらん大学入学式・始業式
●町商工会経営発達支援事業説明会
●開業30周年ホテルパークヒルズ、宴会場などリニューアル
●レスリング強豪復活に期待。
かおりカップで美沢小1年の本山君が銀メダル その他もろもろ
白樺樹液の採取体験、同行させてもらったのですが、参加した子ども
達はまさに興味津々。「水が出た!」と実に賑やかでした。この時期
にしか採れないということで、私も初めて白樺樹液を試飲。ちょっと
甘いような、でもほぼ水。場所や時間など色々な条件で味が変わるそ
うなので、来年を楽しみにします。カエデやクルミはもっと甘いとの
ことで、飲んでみたいもの。ちなみにこの日の白樺樹液の糖度は、
0.5度くらい。しかし煮詰めるとシロップになっていました。
糖度計で糖度を調べる時、「畑でも甘い作物が採れるよ」との問いか
けに、メロンやスイカかなと思っていたら、一番に手をあげた小学3
年生の子どもが「ビート!」と見事な解答。さすが美瑛の子どもと
感心させられました。美瑛はビートも多く作られています。
ちなみに九州出身の私は、恥ずかしながらビート(甜菜=てんさい)
という作物を北海道に来てから初めて知りました。砂糖の原料です。
そんな楽しいこともある一方、美瑛の景観では残念なことがまた起き
てしまい、うーん難しいなあと思いながら取材を進めているところ。
美瑛は丘陵地の農地景観が素晴らしいことで写真はもとよりCMやテ
レビ、映画など色んなメディアで発信され、人口1万人のまちに170
万人も観光客が訪れるようになったのですが、そろそろ農業を観光の
道具に巻き込むのではなく、地域の魅力を地域の人が理解しあいなが
ら、正しく楽しく伝えていくことが必要なのかなあと。まだあまり騒
がれていませんが、情報が入ったら大手新聞社やテレビなどのメディ
ア関係で取り上げられそう。住民と大挙して訪れる観光客の問題。
どこの観光地も頭が痛いところですね。まずは次号でお伝えします。