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2018-04-23 21:06:00

4月21日号、1899号も無事に発行

 

美瑛はこのところ晴天続き。やっと春らしくなりました。

農業経営者の方々も、「これから忙しくなる」と言いながら、

畑や田んぼの準備をしながら笑顔。色々と大変なこともあり

ますが、やはり農業が好きなんだなあと、ありがたく思いま

す。今年もよい出来秋に向けてスタートです。

そんなところで今週は次のような感じで。

 

●日本ジオパーク認定に向け再スタート。

 十勝岳ジオパーク推進協議会定期総会

●郷土の資源を生かして。美瑛学推進協議会設立

●丸善建設創立50周年。感謝を込めてまちに寄付金贈呈

●自主防災組織の設置呼びかけ。行政区長・町内会長会議

●少年団育成連絡協議会総会/●町青年会議定期総会

●コミュニティスクール実践活動。町建設業協会が美瑛小で除雪

●郷土学館「美宙」白樺樹液の採取体験大好評

●高齢者生涯学習すずらん大学入学式・始業式

●町商工会経営発達支援事業説明会

●開業30周年ホテルパークヒルズ、宴会場などリニューアル

●レスリング強豪復活に期待。

 かおりカップで美沢小1年の本山君が銀メダル その他もろもろ

 

白樺樹液の採取体験、同行させてもらったのですが、参加した子ども

達はまさに興味津々。「水が出た!」と実に賑やかでした。この時期

にしか採れないということで、私も初めて白樺樹液を試飲。ちょっと

甘いような、でもほぼ水。場所や時間など色々な条件で味が変わるそ

うなので、来年を楽しみにします。カエデやクルミはもっと甘いとの

ことで、飲んでみたいもの。ちなみにこの日の白樺樹液の糖度は、

0.5度くらい。しかし煮詰めるとシロップになっていました。

糖度計で糖度を調べる時、「畑でも甘い作物が採れるよ」との問いか

けに、メロンやスイカかなと思っていたら、一番に手をあげた小学3

年生の子どもが「ビート!」と見事な解答。さすが美瑛の子どもと

感心させられました。美瑛はビートも多く作られています。

ちなみに九州出身の私は、恥ずかしながらビート(甜菜=てんさい)

という作物を北海道に来てから初めて知りました。砂糖の原料です。

そんな楽しいこともある一方、美瑛の景観では残念なことがまた起き

てしまい、うーん難しいなあと思いながら取材を進めているところ。

美瑛は丘陵地の農地景観が素晴らしいことで写真はもとよりCMやテ

レビ、映画など色んなメディアで発信され、人口1万人のまちに170

万人も観光客が訪れるようになったのですが、そろそろ農業を観光の

道具に巻き込むのではなく、地域の魅力を地域の人が理解しあいなが

ら、正しく楽しく伝えていくことが必要なのかなあと。まだあまり騒

がれていませんが、情報が入ったら大手新聞社やテレビなどのメディ

ア関係で取り上げられそう。住民と大挙して訪れる観光客の問題。

どこの観光地も頭が痛いところですね。まずは次号でお伝えします。