インフォメーション
12月5日号、2027号も無事に発行
はやぶさ2が「りゅうぐう」から持ち帰ったカプセルの回収に成功。
コロナ禍の中で、うれしい話題を届けてくれました。こういう話し
はいいですね。
昨日は理学博士の佐治晴夫先生のクリスマスレクチュアが開かれま
した。今年はコロナ禍ということで、町民限定として人数も制限さ
れたことで、ユーチューブでの配信も行われました。世界的権威の
佐治先生の講義を毎年、聞くことができるのは美瑛町民にとっても
のすごい贅沢。ありがたいことです。はやぶさ2のこともあり、空
を見上げる素晴らしさを伝えてくれました。
一方の地表の美瑛町はどうしたものか。情報開示請求した資料も、
手元に届きました。黒塗りが多いながらも興味深い内容。音楽療
法の件も相変わらずゴタゴタが続いており、町の頑なな態度には
困ったものだと思いながら、今週は次のような感じで。
●音楽療法の虚偽答弁を認めながらも本質無視
町議会第8回臨時会で7議案が審議
●18号井戸の湯量が10分の1に減少。白金泉源浚渫整備で工事不調
●町長選出馬前の提訴の目的は何だったのか?
美瑛エコスポーツ実践会訴訟、請求棄却
●情報開示請求やってみたーコンプライアンス委員会編
美瑛消防署員の非違行為に関する経緯を確認
垣間見えた管理者の職員に対する偏向
・盗撮から非違行為に書き換え。3件の関連資料を情報開示請求
・懲罰が前提とされていたコンプライアンス委員会
・8割の職員の救助信号をケシカランと一刀両断
●ジュニア美瑛学でびえいフーズ㈱新工場を見学
●スマートフォン入門講座/●すずらん大学チャレンジDAY
●「どんぐり保育園・へき地保育所作品展」開催中
●中谷宇吉郎生誕120年記念特別講演会 その他もろもろ
美瑛消防署でのWebカメラ設置に関する問題。署内での職員に対
するパワーハラスメントの証拠を撮るためのものとされたもので
すが、これを一部職員による「盗撮」として記者発表。鵜呑みに
した大手新聞社の記事にも「消防職員の盗撮」という品位を貶め
るような報道がされてしまいました。
ところが消防組合議会の場で指摘された後、いつの間にか「非違
行為」というよく分からない言葉に書き換えられました。これも
含め職員の懲罰に至るまでの経緯がよく分からず、この間に開か
れたコンプライアンス委員会、第三者委員会、懲罰委員会の会議
録などを情報公開請求。手元に届いた資料を確認したところ、も
う何と言うか…。今週来週と2回に分けてその内容を伝えます。
今週号でポイントとしたのは、職員アンケート調査で「パワハラ
の証拠を撮るためにやむなくカメラを設置した」との行為に同調
した職員が8割もいたにも関わらず、管理者側は8割の職員の考え
方が間違っていると思想教育の必要性を説いていたこと。8割の職
員がパワハラを何とかしてほしいと助けを求めていたのに、コンプ
ライアンス委員会も無視した形。何のためのコンプライアンス委員
会なのか。さらにこれを見ていながら、懲罰ありきで話しを進める
管理者側の横暴。8割が悪くて2割が正しいと押し付けるやり方は、
音楽療法と同じ。こちらもアンケートで、職員による叱責があった
との回答が8人、なかったとする当事者を含む回答が2人だったにも
関わらず、このまちのトップは「判断できない」と逃げ、講師への
謝罪もなし。世界的権威の先生方の信用を貶める結果を招いていま
す。これがお役所の理論かと思うと情けない。美瑛はどうなってし
まうのか、空を見上げて考えてしまうところです。
びえい新聞だけでは心もとなく、どこか他の報道関係でも、美瑛町
で起きているこれらのよろしくない出来事に関心を持ってもらえな
いかと願うところです。ぜひお問い合わせを。