インフォメーション
5月29日号、2049号も無事に発行
すっかり更新を忘れておりました。申し訳ありません。コロナ過で
苦労しながらも、新聞はきちんと発行しています。
何か天候が不安定でアスパラも例年よりも遅い様子でしたが、ここ
数日はようやく晴れ間が広がり気温も上がってきました。
この週のメインは農業と福祉の連携ですが、気持ちの中でメインと
しているのが標識を付けた渡り鳥「オオジシギ」の発見。北海道で
繁殖し、秋にオーストラリアへ飛来する渡り鳥で、道産子の鳥とも
呼ばれている「オオジシギ」ですが、近年は数を減らし環境省版
レッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。ただし詳しい
生態など不明な部分も多く、標識を付けた調査が行われており、
フラッグを付けたオオジシギの撮影に今回、郷土学館の荒明さんが
成功したというもの。標識の番号も判明し、千葉県で取り付けられ
たものと個体も確認。北海道でオオジシギの個体確認ができたのは
初めてではないかと、野鳥の会でも話題になっています。
美瑛でもオオジシギは繁殖しているようで、秋になるとオーストラ
リアへ渡り、春に戻ってくるとのこと。開発などで生息数が減って
いる渡り鳥だけに、自然保護へのメッセージを届ける鳥として、こ
れからも美瑛で繁殖してもらいたいものです。
そんなところでこの週は次のような感じで。
●農作業を通し障がい者の自立や社会参画を支援
美瑛町農福連携作業研修会「現地見学会」
●美瑛ディセンターすずらん、グループホーム建設に前進
障がい者の将来を自立の光で照らす
●災害時の避難に関するガイドラインが改正
●杓子定規のコロナ自粛に町民から疑問の声
●美瑛町史第8巻が発刊
●絶滅危惧種オオジシギの渡り調査に大きく貢献
荒明さん親子が野鳥観察でお手柄の大発見!
●びえいふるさと市場プレオープン
●「美宙」ライブ中継に佐治晴夫台長もリモート出演
皆既月食は残念ながら今回も雲隠れ その他もろもろ
そうでした。スーパームーンの皆既月食、昼間は晴れていたので
楽しみにしていたのですが、ちょうど月の出るあたりに雲がかか
り見ることができませんでした。残念。この後、今年は11月19日
に「ほぼ皆既月食の状態」という部分日食があるとのことで、こ
ちらに期待したいところ。でもスーパームーンではないんですよね。
以前、車を運転中に建物の間から突然、見たことのない大きな月が
ドーンと現れ驚いたことがあり、その夜景は今も脳裏に残っていま
す。これがスーパームーンだと衝撃でした。建物があるとさらに大
きく見えるんですよね。あまりに驚いて写真を撮ることも忘れてし
まい後悔しています。野鳥も宇宙も同じ、空を見上げる出来事。
空を見上げる機会が、もっと増えてくれることを願います。