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2021-06-06 09:19:00

5月29日号、2049号も無事に発行

 

すっかり更新を忘れておりました。申し訳ありません。コロナ過で

苦労しながらも、新聞はきちんと発行しています。

何か天候が不安定でアスパラも例年よりも遅い様子でしたが、ここ

数日はようやく晴れ間が広がり気温も上がってきました。

この週のメインは農業と福祉の連携ですが、気持ちの中でメインと

しているのが標識を付けた渡り鳥「オオジシギ」の発見。北海道で

繁殖し、秋にオーストラリアへ飛来する渡り鳥で、道産子の鳥とも

呼ばれている「オオジシギ」ですが、近年は数を減らし環境省版

レッドリストで準絶滅危惧種に指定されています。ただし詳しい

生態など不明な部分も多く、標識を付けた調査が行われており、

フラッグを付けたオオジシギの撮影に今回、郷土学館の荒明さんが

成功したというもの。標識の番号も判明し、千葉県で取り付けられ

たものと個体も確認。北海道でオオジシギの個体確認ができたのは

初めてではないかと、野鳥の会でも話題になっています。

美瑛でもオオジシギは繁殖しているようで、秋になるとオーストラ

リアへ渡り、春に戻ってくるとのこと。開発などで生息数が減って

いる渡り鳥だけに、自然保護へのメッセージを届ける鳥として、こ

れからも美瑛で繁殖してもらいたいものです。

そんなところでこの週は次のような感じで。

 

●農作業を通し障がい者の自立や社会参画を支援

 美瑛町農福連携作業研修会「現地見学会」

●美瑛ディセンターすずらん、グループホーム建設に前進

 障がい者の将来を自立の光で照らす

●災害時の避難に関するガイドラインが改正

●杓子定規のコロナ自粛に町民から疑問の声

●美瑛町史第8巻が発刊

●絶滅危惧種オオジシギの渡り調査に大きく貢献

 荒明さん親子が野鳥観察でお手柄の大発見!

●びえいふるさと市場プレオープン

●「美宙」ライブ中継に佐治晴夫台長もリモート出演

 皆既月食は残念ながら今回も雲隠れ    その他もろもろ

 

そうでした。スーパームーンの皆既月食、昼間は晴れていたので

楽しみにしていたのですが、ちょうど月の出るあたりに雲がかか

り見ることができませんでした。残念。この後、今年は11月19日

に「ほぼ皆既月食の状態」という部分日食があるとのことで、こ

ちらに期待したいところ。でもスーパームーンではないんですよね。

以前、車を運転中に建物の間から突然、見たことのない大きな月が

ドーンと現れ驚いたことがあり、その夜景は今も脳裏に残っていま

す。これがスーパームーンだと衝撃でした。建物があるとさらに大

きく見えるんですよね。あまりに驚いて写真を撮ることも忘れてし

まい後悔しています。野鳥も宇宙も同じ、空を見上げる出来事。

空を見上げる機会が、もっと増えてくれることを願います。