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2012-03-03 09:12:00

 

 

美瑛町農民連盟の第64回定期総会が3日、農協3階大ホールで開かれた。

 大会に先立ち佐々木貴博衆議院議員が挨拶。TPPは野田首相が述べた「誇るべき医療制度、美しい農村、伝統文化はしっかり守り抜く」。「センシティブな品目に配慮」する、そしてWTO交渉の基本「多様な農業の共存」の3点が基本であると強調した。

 

開会の挨拶で小野寺雅芳執行委員長は、「今や世界人口は70億人を超え、10億人が飢餓に苦しんでいる。TPPに参加することは日本にとって必要な食料が確保出来なくなる。今、政治を動かす力を持たなければ成らない」と、盟友の結束を呼掛けた。

 来賓の浜田哲町長、徳永エリ参議院議員、竹内英順道議、北口雄幸道議、大西昭男組合長らが祝辞。会場は盟友や来賓約百名が出席。議長に三田村守男氏、佐渡志郎氏を選出した。

冒頭TPP参加反対などに関する特別決議。「例外なき関税撤廃を原則とし、非関税障害の規制緩和や撤廃により国民の生命と暮らしを脅かすTPP交渉への参加は断じて行なわないこと」「日豪EPA/FTA交渉などに当たっては、我が国の食料安全保障を確保するため、基本的食料である米や小麦、でん粉、砂糖、牛乳、乳製品などの重要品目を関税撤廃の対象から除外すること」を全員の拍手で議決した。