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2013-06-22 11:03:00

 TPP上川地方対策連絡協議会は「TPPから上川地域経済を守る総決起大会」を22日、旭川大雪アリーナで開いた。

同協議会は上川地方開発期成会、上川地区農業協同組合長会、全上川農民連盟で構成。TPPは上川の基幹産業である農林業のみならず、食の安全、医療、公共事業など、様々な分野に大きな影響を及ぼすと総決起大会を開いた。

 冒頭、主催者を代表し期成会会長の西川将人旭川市長が「熱い思いを集結させ、皆の思いを国に強く訴えていく」と挨拶。その後、各政党代表が挨拶に立ち、党の考えや対応を述べた。また上川管内消費者協会連合会の佐藤靖会長、旭川商工会の新谷龍一郎会長、上川地区農協組合長会の大西昭夫会長(美瑛農協組合長)がTPPに関して意見表明。大西会長は「暮らしと命を危機に陥れようとするTPP参加には断固反対する」と訴えた。

上川町村会の浜田哲会長(美瑛町長)は「地域経済や道民生活に支障が生じるときには、交渉から脱退するなど、万全な措置を強く求める」などした大会決議書を読み上げた。

最後に全上川農民連盟の河合満執行委員長がTPP交渉参加に反対「頑張ろう」と気勢をあげた。