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2013-05-11 14:33:00

 融雪の遅れなどが影響し美瑛の農作業全般が遅れているが、美瑛の米どころ旭地区で田植え作業が始まった。

 旭第6の岩根昭彦さんが10日、地域のトップを切って田植えを始めた。岩根さんは毎年決まって10日頃に田植えをやってきた。今年が特別早いということではない。「ゆめぴりか」の苗を田植え機に積みながら「少し小さいめ、こんな苗が好きなんだ」と自信の表情。昨年は収量、品質とも「特別良かった」と笑顔を見せた。

今年は低温の日が続き、5月に入っても田畑には残雪が残り農作業の遅れが懸念されている。岩根さんは「水田はそんなに影響されないよ」と語り、「ただ寒いから、雨のほうが苗が傷まなくて良いよ」と笑顔。また、「去年は天気が良かった」と振り返る。農業は「刈取って見ないと分からないよ」と言葉は慎重だが、その表情は今年の出来秋に自信を感じさせるものだった。