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2012-12-01 11:57:00

農連(美瑛町農民連盟=小野寺雅芳委員長)28日、緊急執行委員会を開き4日告示、16日投票の衆議院選挙で佐々木隆博氏を推薦することを決めた。

 

 農連は民主党がTPP推進を掲げていることに反発、TPP推進に賛成する党の議員は支持しない立場だった。しかし民主、自民ともTPPの論争を避けたのが実情、掲げた公約やマニフェストが玉虫色となった。

 上川農連はすでに佐々木氏の推薦を決めており、美瑛農連としても今まで政権中枢で活躍してきた佐々木氏を推薦することには異論が無かった。執行委員会の前に挨拶した佐々木氏は、「改革の歩みを進めるのか、また、元に戻してしまうのか」と、戸別所得制度の法制化、社会保障改革、TPP参加阻止、原発ゼロなど課題の実現を語った。

 また執行委員から質問に答え、TPPに付いて次ぎのように述べた。

「私は2年前から役員をやってきた。なぜ役員で在り続けたかは、政権与党は政策を決め、実行する権限を持っている。それらを決めるプロジェクトの『ど真ん中にいて阻止するしか方法は無い』と貫いてきた」と語気を強める。選挙に勝った場合「私は止めてきたし、やって来た自信はある」とTPPの参加阻止を語った。