インフォメーション
10月17日号、2020号も無事に発行
美瑛もすっかり寒くなってきました。写真を添えたように、十勝岳も
冠雪しています。いよいよストーブも稼働。一気に冷え込みました。
今回はさすがにこれは問題というものをメイン記事にあげさせてもら
いました。講師を招いての高齢者を対象とした音楽療法の最中に、町
の担当職員からの叱責があったとの講師側の話しを、町では否定。
町議会でもこの件についての質問があり、角和町長は「当日の関係者
への聞き取り調査の結果、問題となっているようなことはなかった」
としました。ところが後に、聞き取り調査がほとんど行われていなか
ったことが発覚。議会はユーチューブでの配信もされており、講師の
信用を貶める結果となった次第。さらに再調査とした関係者への調査
票に当紙の記事の一文を抜き出して無断使用。町に都合の良いよう印
象操作しており、これが役場の出す公文書なのかと呆れ、勝手な悪用
に抗議しました。講師は本州の大学の名誉教授でもあり、音楽療法の
権威。その方を町がうそつき呼ばわりしたのですから、これは大問題。
本当に美瑛町はどうなってしまったのかと危惧しています。
当紙は購読者向けのローカル紙ということもあり、紙面の公開などは
行っていませんが、今回の件は特別ということもあり、関心のある方
は「お問い合わせ」フォームからでも結構ですのでご連絡いただけれ
ば該当する部分の紙面をPDFデータでお送りします。
そんな怒っていることもありながら、今週は次のような感じで。
●これはひどい!
名誉棄損、議会の冒涜、人権問題にも抵触。答弁の責任はどこに!
角和町長が虚偽答弁?ずさんな調査が発覚
●町民を軽んじバカにした町の姿勢に非難の声
音楽療法の姑息な調査で不信感と怒りが増幅
●日本で最も美しい村ビューティフルデーと同時開催
缶トリー作戦&修景活動に町内194人が参加
●移住者交流会で意見交換/●土曜学習で漢字活用力アップ
●すずらん大学講座。写真で辿るノスタルジック美瑛
●ナキウサギ観察会。ジュニア美瑛学で十勝岳をフィールドワーク
●本格スイーツ専門店「cafe Toriko」オープン!
●美瑛もぎたて市・にこにこ市場の収穫祭
●オーロラ上映&トークライブ その他もろもろ
郷土学館「美宙」天文台の天文台長で、理学博士の佐治晴夫先生から
贅沢なことにコラムを連載させていただいており、今回で一区切りの
10回目。世界的権威で著書も多い佐治先生から、こんなローカル紙に
コラムを書いてもらえるというのは本当に感謝のひと言。後の方は、
かなり辛辣な内容となってきましたが、町の人にはかなり関心を持っ
て読んでもらえた様子です。それにしても温厚な佐治先生に辛辣な
文言を書かせてしまう最近の町役場というのはいかがなものか。
ほかにも消防の問題もまだ収まっておらず、困ったものです。
紙面づくりに苦労しながらも、伝えるべきことはしっかり伝えてい
きます。