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2012-10-20 11:48:00

町議会は先の議会で23年度一般会計歳入歳出等の審議を決算審査特別委員会に付託した。その決算概要を記した「美瑛町各会計決算に係わる行政報告書」から、本町の財政状況が読み取れる。

 

平成23年度美瑛町一般会計の収支は、歳入総額98億9842万円(前年122億6090万円)、歳出総額97億7499万円(前年119億4635万円)で、本年度中に事業執行が出来なかった繰越事業充当財源8660万円(前年1億8358万円)及び事故繰越し事業充当財源866万円(前年273万円)を控除した実質収支額は、1億3477万円(1億2825万円)の黒字決算となった。

 

美瑛町の財政状況はこれまでの再建を経て22年度に健全化を判断する比率は全ての基準を下回った。23年度も地方交付税措置が僅かな起債は借り入れをせず、自主財源による事業実施に努め、一般会計における23度末の町債残高は124億28百万円となり、前年より3億47百万円減少した。

 

23年度末の財政指標は、経常収支比率が82.1(前年度79.8)、一部事務組合や公営企業会計等に対する元利償還金への繰出金などを含めた実質公債費比率は、15.6(前年17.0)と安定した財政運営を行える状況になった。