インフォメーション
3月7日号、1990号も無事に発行
あと10回で2000号達成。週刊なので月4~5回、年間で50数回ほどの
発行、単純に数えても40年ほどかかる計算。改めて歴史を感じさせら
れます。私が復刊させてもらったのが2014年の6月号から。1707号な
のでそれから数えても283回、発行してきたということ。自身でもあ
と17回で300回となるかと思うと、今年はびえい新聞にとっても記念
の年になるなあと思うところ。
しかしそんな中でも、今回の新型コロナウィルスの影響はかつてない
困った状況。美瑛町内でも、経済や教育、文化・スポーツをはじめ、
すべての社会活動が自粛ということでストップ。まちからも人の姿が
消えており、とにかく取材するものがない。今週の紙面をどうしよう
と苦慮しています。それでもまちの人たちも情報がなく不安に思って
いる様子で、普段通りの週末を感じてもらえるのか「びえい新聞やっ
てたね」と声をかけてくれることが多々あり、ありがたいことです。
なるべくなら進展のない新型コロナウィルスの話しよりも、違う話題
を多く掲載したいなあと思いつつ、今週は次のような感じで。
●クラウドファンディングの新チャレンジ。
美瑛の美しい農村風景を後世に残すために。
規格外廃棄野菜の活用プロジェクト
●新型コロナウィルス。先行きの見えない自粛に不安も拡大
町内の経済活動に深刻な影響
●傍聴席立ち入り禁止の異例の対応
美瑛町議会定例会。役場組織の機構改革も審議
●角和町長が町政執行方針
●議案議決の承認に向け代議員署名手続き
農民連盟定期総会、感染防止に配慮
●商店街活性化事業は60%減と大きく削減
2020年度予算案92憶8200万円を計上
●角和町長直属。新補助金法人設立準備会
「エコひいきします」と明言
●十勝岳で火山性地震が増加。30年周期にも警戒が必要
●本の貸し出しと返却はOK。町図書館で特別展示
●ひっそりと消えていく名木たち。家族の木も思い出の中に
その他もろもろ
まちの危機管理の在り方に、かなり疑問を感じるところもあり、辛口
の論調の記事が多くなってしまった今週号。しかしこういう緊急時に
は、人の本質というか、資質が表れてくるものだなあと。
町内の商店や事業所に話しを聞いて歩く中で、ゴミ回収を請け負う清
掃業者さんから「事業系のゴミが減った」との話し。ホテルやペンシ
ョンなどの宿泊施設や飲食店にお客が来ていないことを示したもので、
消費の低迷が廃棄物から分かるということ。リアルな経済状況が廃棄
物・ゴミの量に現れるという、経済とゴミの関係性を改めて実感させ
られました。勉強になります。
それにしても早く収束して普段の美瑛町が戻ってきてほしいもの。
紙面が空いていることで、やりたかったシリーズ企画も始めてみよう
かなと思っている次第。うまく取材が進めばの話しですが、次号を
お楽しみに。