インフォメーション
2月29日号、1989号も無事に発行
幾つかのよい出会いもあり、いい気分で迎えた日曜日の夜。機嫌よく
晩酌し風呂も入りゆっくりしていた夜8時30分頃に役場から電話。午
後9時45分から緊急記者会見を開くとの連絡。仕方がないのでコーヒ
ーをがぶ飲みして酔いを醒まし、雪の降る夜道を歩いて役場まで。
会見の内容は、町内から新型コロナウィルス感染者が出たというもの。
これが始まりで現在のところ、町内から3人の発症者が出ています。
町内では保育園・幼稚園・小中学校すべて臨時休校。イベントや会議
なども中止。外出の自粛が呼びかけられています。快晴であたたかく
雪融けも進んでおり、穏やかな観光日和なのですが人影はまばら。飲
食店も閑散としており、地域経済の影響はかなり大きくなりそうです。
町の危機感の薄さや初動体制の遅さなどについて、今週はけっこう手
厳しく書かせてもらいましたが、町民の生命がかかっている問題。
人口1万人にも満たない小さな町から3人も発症者が出ているのですか
ら、緊張感をもって対応にあたってほしいものです。
そんなところで今週は次のような感じで。
●感染者発症でも会見では危機感薄く。町内で新型コロナウィルス確認
●休校で子どもは誰が見る?地域経済、住民生活に大きな影響
●十勝岳噴火総合防災訓練で関係機関が連携
●ほの香で高齢者の避難手順を確認
●町老人クラブ連合会介護予防研修会
●町社会福祉協議会コミュニティづくり研修会
●全日本スノーモービル選手権美瑛大会。
モンスターマシンが美瑛で迫力のジャンプ
●さくら会2周年特別企画で充実の意見交換。
不登校経験者の高校生たちが本音トーク
●続報 町民の記憶とやさしさがつないだ父娘の絆
尋ね人の消息に町内から大きな反響
小学校や中学校で不登校を経験した現役高校生4人による本音トーク
ショー。かなり良かったです。不登校への理解の低い教育現場での
よろしくない対応などのリアルな話しもあったほか、一緒に来てい
た高校生たちの親の本音トークもあり、不登校の当事者にどのよう
に向き合っていけばよいのか、色んな角度からの考えを聞くことが
できるよい機会になりました。今回は定員20人ほどでしたが、もう
少し広い会場で町内の教育関係者にも参加した形で、また開いても
らいたいなと思うところ。
それにしても新型コロナウィルスの影響で、町内から全ての催しが
なくなり、今週号の記事をどうしようと頭を抱えている次第。震災
なら復興までの予定がある程度は見えてくるのですが、今回のウィ
ルスはいつ収束するのか先が見えないだけに厄介。この記事だけで
4ページの紙面を埋められるわけでもなく、困ったなあと。
町内の薬局などでも、マスクや消毒液の品切れの張り紙を目にしま
すが、町内は平穏な感じです。この先どうなるのか。早く収束して
賑やかな美瑛町が戻ってくることを願います。