インフォメーション
8月24日号、2199号も無事に発行
美瑛町内でもヒグマの目撃情報はあり、注意看板が立てられていま
すが、そのひとつにヒグマの爪痕らしきものがあり驚かされました。
白金温泉の奥の「野鳥の森」の入り口に立てられていた注意看板で
人通りは少ない山林地帯でヒグマの生息地域として知られてはいる
場所なのですが、あまりにもリアルな爪痕。その下のガードレール
も重いものが乗ったように不自然に傾いていました。看板の上に手
が届き、頑丈なガードレールが傾くほどの重量があるとなると、
けっこうな大きさのヒグマと推測されます。ヒグマの生息エリアな
ので人間は立ち入るなという警告なのか。白金に用事があり、青い
池周辺の混雑を避けてう回路を通っていて見かけたのですが、でき
るだけ近づきたくはないところですね。
今週は天候の変化を感じさせることも幾つかありました。ひとつが
スイートコーンの被害。北海道の夏と言うと、湿気が少なく爽やか
といったイメージですが、今年は美瑛も高温多湿で、蒸し暑い日が
多くなっています。そのため風があまり吹かない場所で虫が多く発
生している様子。一部ではカメムシは多く発生しているという話し
も耳にします。今まであまり気にならなかった虫の発生で、農作物
に想定外の被害が出ているとのこと。農業も年々、いろんな部分で
対策が難しくなっているようです。
もうひとつ町民の方で食べ終えたパイナップルのヘタの部分を鉢植
えにしておいたら、3年目に身を付けたというもの。パイナップル
というと南国の作物。もちろん冬は室内に入れるなど寒さ対策をし
ながら育てていたそうですが、パイナップルがなっている姿を見て
感心。ネットで検索してみると、けっこう育てている人はいるんだ
なと。しかし美瑛の夏も暑くなっているのも影響しているのかなと
も思わされました。
そのようなところで、この週は次のような感じで。
●スイートコーンの被害を見かねて500本以上を仕入れ
「フェルム ラ・テール美瑛」が大波農場に協力
●威嚇なのか看板に生々しい爪痕
クマ注意看板をクマが攻撃?
●美瑛中学校吹奏楽部との合同演奏も披露
陸上自衛隊第2音楽隊が美瑛で演奏
●南国の果物が美瑛で立派に成長
安東さん宅でパイナップル結実
●町郷土史料保存会「町内現地研修」で現況視察
美瑛遺産の選定に向け歴史文化遺産を調査
●受け継がれるお盆の伝統行事でご先祖様をお見送り
全休寺「灯篭流し」、光明寺「萬燈会」
●美瑛ブランドの可能性を考察。美瑛小麦フォーラム8/28開催
●十勝岳ジオパーク・美瑛町観光協会
フォトコンテスト作品募集中
●秀逸な作品群に来場者が感嘆。「花本幸子絵画展」開催中
その他もろもろ
今週号、陸上自衛隊第2音楽隊の美瑛での演奏について、美瑛で初
演奏との紹介のされ方をしていたので、それに準じて初開催として
しまいましたが、町民の方から2回目とのご指摘をいただき、バッ
クナンバーで確認したところ、2104年9月24日に演奏会が開かれてい
た記事がありました。自分で書いておきながらすっかり忘れており、
申し訳ありません。ご指摘いただき感謝します。このような情報は、
お気軽にお寄せください。
昨日は美瑛町の一大イベント「どかんと農業まつり」が開催。天気
にも恵まれ大盛況でした。農協のお祭りと商工会のお祭りが合体
したもので、駅前通りは通行止めにして飲食テントが立ち並び、駅
前広場のメインステージでは様々な催しが開かれ、夜は仮装盆踊り
で盛り上がります。最後は花火も無事に打ち上がりました。
この祭りで美瑛の夏は終わり、秋になるとされていますが、本日も
まだ気温は高い。もう少し夏は続きそうです。祭りの様子は次号で
お伝えします。