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11月24日号、1929号も無事に発行しています。
何ともうかつでした。更新をすっかり忘れており、確認すると
歯抜け状態。たいへん失礼しました。
何かバタバタとしているうちにと言うのは言い訳ですね。まと
めて更新します。
●竹内道議、7期目に向け出馬表明
●那智・美瑛火祭30周年記念式典
●美瑛消防団第4分団に消防ポンプ車導入。
入魂式・祝賀会開催
●JAびえい、学校給食用に美瑛産の米とパンを寄贈
●美瑛の丘にむなしき響く絵空事の景観保全
マイルドセブンの丘からカラマツ林が消えた…
●美瑛小5年食育授業。親子で超ロング手巻き寿司を完成
●美馬中学校で防災教室/●ころころミニ運動会に歓声
●白金新四国八十八ケ所霊場会、会員が集まり地蔵尊をお清め
●満天の丘びばうし、子育て講演会
●美瑛柔道少年団、十勝カッ秋季大会で活躍 その他もろもろ
大型観光バスも多く立ち寄る、美瑛の景観スポットとして人気の
「マイルドセブンの丘」のトレードマーク、カラマツ林がとうとう
伐採。今年4月に間伐され、かなり様相を変えていましたが、とうとう
ほとんどがなくなってしまいました。以前の面影はもうありません。
丘の農地の地主さんは、樹木の寿命で倒れる危険があること、農地へ
の影響などの理由を語っていますが、かねてから観光客が押し寄せる
被害に遭われていたことは事実。記念撮影に畑に入る、農作業の邪魔
になる車の駐停車をはじめ観光マナーや撮影マナーの問題は、美瑛全
体で起きています。そんな中で、景観保全の名目のもと、私利私欲の
ために景観を食い物にする方々が暗躍しているのも事実。
昨年、ある写真誌の編集長が美瑛の写真イベントへの協力を辞退した際、
「気持ちの悪い違和感」との言葉をつぶやいたが、その気持ち悪さは
続いており、景観の守り人でもある農業者に、観光公害によるダメージ
が今も重くのしかかっている。
景観は何十年もかけてできあがったものだが、なくなるのは一瞬。
そして戻すことはほぼ無理と言えるほど難しい。観光と農業の軋轢は
深まるばかり。美瑛の基幹産業は農業。農業に寄り添った観光行政を
願いたく、これからも事実を隠さず無視せず伝えていきます。
なお今回の記事で「むなしく佇む」と掲載した、マイルドセブンの丘
に観光協会が設置した写真付きの案内板は、いつの間にか撤去。しかし
景観が変わったことは、まちも観光協会も報じていない。まさに「臭い
ものには蓋」。哲学の木の伐採で、あれだけマスコミも騒いだのに今回は
知られていないのか、何かお達しがあったのか。美瑛はこういった不思議
なこともあるまちです。