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2016-12-10 16:01:00

12月10日号、1833号も無事に発行。

年末を前に、今週から来週にかけてイベントが目白押し。取材ネタが

多いのは喜ばしいのですが、時間帯が重なるものもあり、時間に追

われるのは悩ましいところ。増量版の年末年始合併号の準備もあり、

師走が始まっています。寝不足気味の中で何とか仕上げた今週号は、

こんな感じで。

●町議会臨時会。災害復旧、白金温泉キャンペーンなどの補正予算

 町予算、2億7460万円追加補正。総額114億8280万円に。

●子育て支援センター増改築現場で新技術お披露目。

 美瑛産カラマツの利用促進に向けて

●商工業の意欲を応援する新たな振興策が好評

 中小企業者等振興補助事業の継続に期待。

●美瑛小で幼保小の連携授業/●美田保育所おゆうぎ会

●美馬牛中でエアドゥ航空教室/●美瑛小でバイキング授業

●JAびえい食育調理実習/●ちょっとお先にクリスマス会

●成年ミニバレー秋季大会/●美瑛駅前ハートツリーが点灯

●がんばろう美瑛白金キャンペーン、1月15日から受け付け

その他もろもろ

 

 

先日、全児童生徒14人の明徳小中学校で、恒例の餅つきが

開かれました。ここの餅つきの良いよいところは、保護者だけ

ではなく、地域の大人たちも数多く協力。地域の高齢者も招か

れ、地域総出で賑やかにやっていること。杵を手にした子ども

達も年々、餅つきが上手になり、餅つきに腕まくりする大人達

に杵を渡さないほど熱中。低学年の子ども達は、地域のお婆

さん達とつきたての餅にアンコを入れて丸める作業に笑顔。

ほのぼのとした集落の良さに心が和まされます。

餅のトッピングには、砂糖醤油、きな粉、納豆、大根おろし、

ノリなどが用意。保護者や先生らの手で雑煮やお汁粉も作ら

れました。出来上がったら、みんなで食事会。つきたての餅は

おいしく、子ども達から「10個食べた」などの元気な声が上が

ります。「衛生上、餅つきは行わない」とする地域も出ているそう

ですが、明徳を見ているとよい思い出作りになっているし、

地域の和も紡がれているように感じさせられます。

たかが餅つきです。でもこのような人の温かさを保ち続けられ

ていることが、本当の豊かさではないかなと思わされています。

昔ながらの風習は、一度失ってしまうと再開が難しくなるもの。

自己中心的な思考がまかり通る、ギスギスした世の中には

なってほしくないものです。