インフォメーション
12月10日号、1833号も無事に発行。
年末を前に、今週から来週にかけてイベントが目白押し。取材ネタが
多いのは喜ばしいのですが、時間帯が重なるものもあり、時間に追
われるのは悩ましいところ。増量版の年末年始合併号の準備もあり、
師走が始まっています。寝不足気味の中で何とか仕上げた今週号は、
こんな感じで。
●町議会臨時会。災害復旧、白金温泉キャンペーンなどの補正予算
町予算、2億7460万円追加補正。総額114億8280万円に。
●子育て支援センター増改築現場で新技術お披露目。
美瑛産カラマツの利用促進に向けて
●商工業の意欲を応援する新たな振興策が好評
中小企業者等振興補助事業の継続に期待。
●美瑛小で幼保小の連携授業/●美田保育所おゆうぎ会
●美馬牛中でエアドゥ航空教室/●美瑛小でバイキング授業
●JAびえい食育調理実習/●ちょっとお先にクリスマス会
●成年ミニバレー秋季大会/●美瑛駅前ハートツリーが点灯
●がんばろう美瑛白金キャンペーン、1月15日から受け付け
その他もろもろ
先日、全児童生徒14人の明徳小中学校で、恒例の餅つきが
開かれました。ここの餅つきの良いよいところは、保護者だけ
ではなく、地域の大人たちも数多く協力。地域の高齢者も招か
れ、地域総出で賑やかにやっていること。杵を手にした子ども
達も年々、餅つきが上手になり、餅つきに腕まくりする大人達
に杵を渡さないほど熱中。低学年の子ども達は、地域のお婆
さん達とつきたての餅にアンコを入れて丸める作業に笑顔。
ほのぼのとした集落の良さに心が和まされます。
餅のトッピングには、砂糖醤油、きな粉、納豆、大根おろし、
ノリなどが用意。保護者や先生らの手で雑煮やお汁粉も作ら
れました。出来上がったら、みんなで食事会。つきたての餅は
おいしく、子ども達から「10個食べた」などの元気な声が上が
ります。「衛生上、餅つきは行わない」とする地域も出ているそう
ですが、明徳を見ているとよい思い出作りになっているし、
地域の和も紡がれているように感じさせられます。
たかが餅つきです。でもこのような人の温かさを保ち続けられ
ていることが、本当の豊かさではないかなと思わされています。
昔ながらの風習は、一度失ってしまうと再開が難しくなるもの。
自己中心的な思考がまかり通る、ギスギスした世の中には
なってほしくないものです。