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2013-09-07 16:42:00

 美瑛町は平成2312月に取得した、本町1丁目旧ヤマトスーパー店舗跡の活用計画をまとめた。

 

 旧スーパーの土地建物は、市街地の中心部にあり長期閉鎖で建物は廃墟化。町は市街地の景観と治安面を考え購入した。当時「建物を解体し更地化して、駐車場やイベントに利用する」と説明していた。しかし、町は一部地下1階、地上2階建ての鉄骨構造は、充分活用できると判断し、24年度予算で北海道大学に活用策を含めて調査研究を委託した。その後、町は北海道大学の提案を基に、役場職員や関係団体等と活用を協議検討してきた。

 

 活用は町政執行方針で示したように「交流の場」となった。1階を町民などの美術作品の展示ギャラリーとして整備。美しい村の物産・特産品等を紹介販売する場としても活用。2階は乳幼児から高齢者まで交流できる場として整備。地下1階は飲食や演奏が出来る場として整備する。

 

また建物外観は、本通りを挟んで位置するラヴニールに類似し、美瑛軟石や美瑛産カラマツ材を積極的に使用する。冷暖房設備は町の間伐材を活用した木質バイオマスを暖房に。太陽光発電を冷房などに活用することを検討している。

なお、同事業は9月中旬に実施設計を発注定。