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2012-12-01 11:52:00

美瑛町は28日、旧北瑛小学校をシェフの研修施設やレストランとして活用する計画概要を、地域でパン製造やカフェ、レストラン、ペンション等を営む事業者に説明し理解を求めた。

 

会場となった大村行政区会館には近郊の同業者ら10人余が出席。町役場の政策調整室の中山室長、農林課の吉田参事らが同計画の配置図を基に事業概要を説明した。

旧北瑛小学校が「シェフ研修所」となることは賛成できても、ビジネスが競合するレストランや宿泊等にとっては、民業圧迫になると指摘。事業経営の視点から事業概要の説明を求めた。

町は補助金、過疎債を活用し事業規模は4億円。町が施設を作り運営協議会が指定管理者となる。そして運営協議会はラパンフーズに業務を委託する。実質的運営は美瑛選果で「アスペルジュ」等を運営するラパンフーズ等と説明。

「これだけの計画を新規投資もゼロで、スタート出来るなんて、とても信じられない」「競合は仕方ないが競合するならフェアー」等の声が相次いだ。

地域で競合する事業者から多彩な意見がでた。食材を共同仕入れするなど、お互いに得るメリットは無いだろうか等の提案も出た。町も地域の同業者も共にウィン・ウィンな関係を目指し、今後も話し合いを続けていくとなった。