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2012-10-13 13:38:00

旧北瑛小学校をシェフ養成施設として活用する計画が進んでいる。すでに地元北瑛地区では説明会も終わり、先の議会では3千万円の実施設計予算も決定した。

 

 活用計画では既存小学校の校舎を改装し、1階にシェフ養成料理教室。2階は15人分の合宿室を設け、生活しながら学ぶ場とする。

 また敷地内にレストラン棟、ショップ石窯小屋、宿泊棟を新築する。レストラン棟はシェフ養成の実地研修の場。規模はカフェーコーナー40席、個室2つの計54席。一般客も焼きたてのパンをメインにカフェとして利用する。石窯小屋も実地研修の場として美瑛産の小麦を利用してパンを焼き、販売する。

 宿泊棟は客室5部屋。通常は一般客が宿泊するが、海外のシェフ養成学校との交流も視野に入っている。 体育館と天文台は従来通り地域で利用できる。

 

 運営面は他施設と同様に、業者や地元行政区などで構成する協議会を設置し指定管理者制度での運営を考えている。事業者の町が施設を作り、運営協議会が指定管理者となる。施設を活用する実質事業主は、札幌でフランス料理店「モリエール」を営む中道博シェフ。 真狩村の「マッカリーナ」や、美瑛農協の「美瑛選果・アスペルジェ」と、数々の名店をプロデュースしてきた。

 

マスタープランに基づく 事業計画では、レストランや宿泊等の売上利益と生徒7名分の授業料(授業料・家賃・食事代等で月6万円)で、施設人件費や諸経費、運営費といった経費を賄う計画だ。

議会も実施計画案を承認しており、町は事業者として隣接するカフェやレストランなどに事業の説明を行うと云う。